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USAのエソテリック・アメリカから、74年の未発表曲、シングル・ヴァージョン、本編収録曲の別ミックス等5曲と、74年5月17日にニュー・ヨークのアカデミー・オブ・ミュージックで行われたFM放送用ライヴ音源9曲の計14曲をボーナスで加えての、20年新規24ビット・リマスター＆3CD+DVDAの限定4枚組クラムシェル・ボックスでのリシュー。DVDAは本編の「2ch 96kHz/24Bit LPCM Stereo」と「5.1ch 96kHz/24Bit DTS & Dolby AC3 Surrond」音源、ボーナスのライヴ音源は15年USAパープル・ピラミッド盤「アカデミー・オブ・ミュージック 1974」と同内容。ルネッサンスは、キース＆ジェーン・レルフ達のオリジナル・ルネッサンス消滅後、マイケル・ダンフォードとアニー・ハズラムをキーパーソンとして再編されたグループで、メンバーも音楽性も異なる別のグループといってよいと思う。本作は、74年にUKのBTMからリリースされたサード・アルバムで、確か邦題は「運命のカード」、豪華ブックレット付。メンバーは、前作と同じアニー、ダンフォード、ジョン・タウト、ジョン・キャンプ、テリー・サリヴァンの5人編成、オーケストレーションはジミー・ホロヴィッツ(レズリー・ダンカンの旦那)、バンドとディック・プラント、リチャード・ゴットアラーの共同プロデュース、スリーヴ・デザインはヒプノシス、初めてダンフォードが正式メンバーとしてクレジットされた作品。巷では「マザー・ロシア」ばかりが取り沙汰されるようだか、全体に佳曲が多く曲の粒も揃っていてバランスがよく、オーケストラもエレガントにハマっていて、出来のよさでは全作品中一番かも知れない。湿った英国の香り漂うアンバー感も申し分なく、この線としては文句なしの好盤と思う。
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輸入盤
(Progressive/Symphonic,Classic,Folk Rock / Clamshell Box 3CD+DVDA(2020 24bit Re-master) / Esoteric Recordings America/USA)
Annie Haslam(vo)
Michael Dunford(ac-g,vo)
John Tout(kbd)
Jon Camp(b,vo)
Terry Sullivan(ds,per,vo)
Orchestra Arranged by Jimmy Horowitz
Producerd by Renaissance, Dick Plant & Richard Gottehrer
収録曲目
(CD1/Turn Of The Cards: Remaster):
01.Running Hard
02.I Think Of You
03.Things I Don't Understand
04.Black Flame
05.Cold Is Being
06.Mother Russia
bonus track:
07.Everybody Needs A Friend (1974 unreleased)
08.Mother Russia (1974 single edit)
09.Things I Don't Understand (new stereo mix)
10.Black Flame (new stereo mix)
11.Mother Russia (new stereo mix)
(CD2/Live At The Academy Of Music - 17th May 1974):
01.Can You Understand
02.Black Flame
03.Carpet Of The Sun
04.Cold Is Being
05.Things I Don't Understand
06.Running Hard
(CD3/Live At The Academy Of Music - 17th May 1974):
01.Ashes Are Burning
02.Mother Russia
03.Prologue
(DVD/Turn Of The Cards 5.1 Surround & High Resolution Stereo Mixes):
01.Running Hard
02.I Think Of You
03.Things I Don't Understand
04.Black Flame
05.Cold Is Being
06.Mother Russia
