(中古/USED CD):98年のUSAシネスコフ盤/輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A (黄バミ感微少) / DISC=A
チューダー・ロッジは、イギリス人のジョン・スタナルドとオーストラリア人のリンドン・グリーン、アメリカ人のアン・スチュワートが70年にロンドンで結成したフォーク・ユニットで、71年にUKヴァーティゴからリリースされたファースト・アルバムが、内容云々よりもバカバカしい程のプレミア価格が付いたコレクターズ・アイテムとして知られる。97年にスタナルドが中心となって本格的に再編、現在も活動中らしい。本作は、98年にUSAシネスコフからリリースされた発掘音源集で、70〜97年における未発表&レア音源がコンパイルされている。内容&クレジット・メンバーは、1〜3曲目が71年12月のスタジオ・デモで、スタナルド、グリーン、リンダ・トンプソン(ピーターズ/リチャード・トンプソン奥さん)、グラハム・ストット、アーミンの5人、4,5曲目が97年2月の再編ファースト「レッツ・トーク」の為のスタジオ・デモで、スタナルドとリン・ホワイトランドの2人。6〜9,12曲目が72年のスタナルドのソロ用スタジオ・デモで、スタナルド、ストット、アーミン、ジョー・パートリッジ、マイク・シルヴァーの5人、10曲目が97年のスタジオ・デモで、スタナルド、グリーン、リンの3人。11曲目が81年のライヴ97年にオーヴァーダブを施した音源、13曲目が70年ウィンザー・フォーク・クラヴでのライヴ音源で、スタナルド、グリーン、アンの3人、14曲目が71年のアルバム未収シングルB面で、スタナルド、グリーン、アンの3人に、ペンタングルのダニー・トンプソンとテリー・コックスが加わった5人。おそらく、アン脱退後リンダ加入時のデモ、アン在籍時のライヴ&シングル曲辺りが目玉と思うが、他もそてなりのクォリティが担保されていて、わりと上等なフォーク・サウンドを楽しめる。
輸入盤
(Folk&Folk Rock/Folk,SSW,Folk Rock / Jewel-case CD(1998) / Scenescof/USA)
Ann Steuart(vo,fl)
Lyndon Green(vo,g)
John Stannard(vo,g)
Danny Thompson(b)
Terry Cox(ds)
Linda Thompson(Peters)(vo)
Graham Stott(b)
Amin(ds)
Joe Partridge(g)
Mike Silver(vo)
Lynne Whiteland(vo,g)
Produced by Unknown
収録曲目
01.Morocco (studio demo 1971 Dec)
02.It's Going To Take Some Time (studio demo 1971 Dec)
03.Look At Me (studio demo 1971 Dec)
04.It All Comes Back To Me (studio demo 1997 Feb)
05.Home To Stay (studio demo 1997 Feb)
06.Golden Thread (John Stannard solo session studio demo 1972)
07.Ain't Always Easy (John Stannard solo session studio demo 1972)
08.Sparkle In Your Eye (John Stannard solo session studio demo 1972)
09.It's Cold Outside (John Stannard solo session studio demo 1972)
10.One More Drink (studio demo 1997)
11.Sundown Waker (live 1981 / studio overdub 1997)
12.We Are Today (John Stannard solo session studio demo 1972)
13.Kew Gardens (live at Windsor Folk Club 1970)
14.The Good Times We Had (single B-side 1971 Feb)