(中古/USED CD):98年のUKフライング・ソーン/サンダーバード盤/輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A- (シワ少々) / DISC=A
ティム・ローズはワシントンD.C.出身のシンガー・ソング・ライター(SSW)で、63年にキャス・エリオット(ex.ママス&パパス)とのザ・ビッグ・スリーでデビュー、「グランドファーザーズ・クロック」、「カム・アウェイ・メリンダ」等がシングル・ヒットした。66年に渡英してソロに転じた後も、「ヘイ・ジョー」、「モーニング・デュー」等々のヒットで知られるビッグ・ネーム。本作は、70年サード「ラヴ、ア・カインド・オブ・ヘイト・ストーリー」と、72年フォース「ティム・ローズ」の2枚のアルバム全曲をコンパイルしたアルバムで、曲順がシャッフルされた変則2in1CD的内容、8面開き折込ポスター・スリーヴ、オリジナルはサードがUK/USAキャピトル、フォースがドイツ/USAプレイボーイ・レコード、サードは未だ唯一のCD化盤。2,6,7,8,9,10,11,14,17,19曲目がサードで、メンバーはローズ、アラン・ホークショウ、ハービー・フラワーズ、クレム・カッティーニ、ティナ・チャールズ等々、プロデュースはシェル・タルミー、1,3,4,5,12,13,15,16,18,20曲目がフォースで、メンバーはローズ、ミック・ジョーンズ、ゲイリー・ライト、アーチー・レジェット、ブライソン・グラハム、スロー・ベンダー等々で、プロデュースはライト。ハングリー・ウルフがバック担当のサード、ワンダーホイール/スプーキー・トゥースがバック担当のフォース、どちらも概ねブルージー&スワンピーなレイドバック調のサウンドで、曲によってフィル・デニスがアレンジのブラス隊が入るサードは少しR&B色が強く、スプーキーズの「コットン・グローイング・マン」の原曲も収録されたフォースの方は、少しハード色が強くてスプーキーズに近似する印象。ローズのハスキーなダミ声ボーカルも含め、この線としてはどちらも味わい深い好盤と思う。
輸入盤
(Blues&Swamp/Hard,Blues,SSW / Jewel-case CD(1998) / Flying Thorn/UK)
Tim Rose(vo,g)all
Alan Hawkshaw(kbd)3rd
Herbie Flowers(b)3rd
Clem Cattini(ds)3rd
Tina Charles(vo)3rd
Mick Jones(g)4th
Gary Wright(p,org)4th
Archie Legget(b)4th
Bryson Graham(ds)4th
Slo Bender(vo)4th
Arranged by Phil Dennys(3rd)
Produced by Shel Talmy(3rd), Gary Wright(4th)
収録曲目
01.It Takes A Little Longer
02.Ode To An Old Ball
03.Boogie Boogie
04.If I Were A Carpenter
05.Boogie Boogie (Reprise)
06.I Know These Two People
07.Georgia By Morning
08.Dim Light A Burning
09.Sympathy
10.You Can't Stop Yourself
11.Sad Song
12.Cryin' Shame
13.(You've Got To) Hide Your Love Away
14.Jamie Sue
15.Cotton Growin' Man
16.You Can't Keep Me
17.I Gotta Get A Message To You
18.Darling You Were All That I Had
19.Where Do You Go To My Lovely?
20.Goin' Down In Hollywood