& 
!
(中古/USED CD)：95年の日本ポニー・キャニオン盤／国内盤・廃盤／オビなし
(状態/CONDITION)：SLEEVE=A- (クタビレ感少々) / DISC=A- (スリ傷有、再生に影響なし)
トニー・レヴィンはマサチューセッツ州ボストン出身のベーシスト兼スティック奏者で、プログレ系リスナーには何よりキング・クリムゾンでの活動で知られているが、70年頃からゲイリー・バートン、チャック・マンジョーネ、ハービー・マン、リビー・タイタス、ポール・サイモン、ピーター・ガブリエル、野口五郎等々、幅広いジャンルのスタジオ・ミュージシャンとしてもビッグ・ネーム。本作は、95年にUSAパパ・ベア・レコードからリリースされたソロ名義ファースト・アルバムで、3面開きデジスリーヴ仕様、ブックレット入、ライナーは竹川真。メンバーは、ベース＆チャップマン・スティックのレヴィンを軸に、シャンカール(ex.シャクティ,etc)、ジェリー・マロッタ、マヌ・カッチェ、ビル・ブルーフォード、レヴォン・ミナシアン、アユブ・オガダ、ブライアン・ヤマコシ、ベンディク・ホフセス等が曲によって適時参加。93年のガブリエルのシークレット・ワールド・ツアー中に、訪問先の各地でA-DATを使って録音したマテリアルをエディット＆ミックスした作品で、シャンカール、カッチェ、ミナシアンはそのツアーの同僚メンバー。概ね、ミニマリスティックなスティックまたはベースのフレーズ＆リフに、ケニアのニャティティ(8弦竪琴)や日本琴、ドゥドゥク(アルメニアのリード木管楽器)、エレパーカス、各種パーカス、ヴァイオリン等が絡む、国籍不明のエスニック・プログレ的サウンドを展開。一期一会的心持ちのセッション感の中で、各人の滲み出る個性が交叉していて、聴き込むとけっこう面白い好盤と思う。
国内盤
(Progressive/Ethnic,Psyche,Experimental / Digi-Sleeve CD(1995) / Pony-Canyon/Japan)
Tony Levin(chapman-stick,b,vo)
Shankar(double-vln,vo)
Ayub Ogada(nyatiti,vo)
Brian Yamakoshi(koto)
Jerry Marotta(taos-ds)
Bendik Hofseth(sax)
Bill Bruford(el-ds)
Nexus(per)
Levon Minassian(duduk)
Manu Katche(ds)
Produced by Tony Levin
収録曲目
01.Chasms/カズムズ
02.The Train/ザ・トレイン
03.We Stand In Sapphire Silence/ウィ・スタンド・イン・サファイア・サイレンス
04.Smoke/スモーク
05.Etude In The Key Of Guildford/エチュード・イン・ザ・キー・オブ・ギルドフォード
06.Espresso & The Bed Of Nails/エスプレッソ＆ザ・ベッド・オブ・ネイルズ
07.Mingled Roots/ミングルド・ルーツ
08.Nyatiti/ニアティティ
09.Jewels/ジューエルズ
10.La Tristesse Amoureuse De La Nuit/ラ・トリステス・アムローズ・ドゥ・ラ・ニュイ(夜の魅惑的な悲しみ)
11.Heat/ヒート
12.I Cry To The Dolphined Sea/アイ・クライ・トゥ・ザ・ドルフィンド・シー
13.The Sound Of Goodbye/ザ・サウンド・オブ・グッバイ
