(中古/USED CD):96年の日本MSI盤/国内流通盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A / DISC=A
スタックリッジはブリストル出身のグループで、アンディ・デイヴィスとジム・ウォルターが中心となって69年に結成されたスタックリッジレモンを母体として、程なくスタックリッジに改名した。ビートルズ系ブリット・ポップネスを基調としつつも、プログレ、トラッド、ルーツ・ミュージックなどの要素を取り込んだ、独特のサウンドを展開した面白いグループ。本作は、72年にUKのMCAからリリースされたセカンド・アルバムで、96年UKエドセル盤に国内のMSIがオビ・解説を付けた国内流通盤、ライナーはデイヴィス、ウォルター、岩本晃市郎、歌詞・対訳付、対訳は全て小山景子、72年のアルバム未収シングル両面2曲をボーナス収録。メンバーは、前作からのデイヴィス、ジェームス・ウォーレン、ムッター・スラーター、マイク・エヴァンス、ビリー・スパークルの5人に、出戻ウォルターを加えた6人編成、バンドとヴィク・ガムの共同プロデュース。基本的には、前作の延長線上にあるブリティッシュ・ニッチ・ポップ・プログレと呼べるサウンドを展開しているが、例えば10cc辺りにも通じる柔らかくてジェントリーなポップネスと、英国然としたアンバーなくぐもり感が同居していて、特に5,9,11曲目のような重厚なプログレ・ナンバーの出来が非常によい。このバンドは、シンプルだがよく練られたアレンジとさりげなく上手い演奏が、独特のオシャレ感と濃密さを生んでいて、単に明るいポップ・ロックには終わらないズッシリとした手応えがある。いかにも英国然とした翳りとカンタベリー的な丸い耳触り、田舎と都会が交叉するエレガントさが相俟った、ともかくも味わい深い魅力の好盤と思う。また、ボーナス収録曲も、シングルとは思えない壮大な抒情性を放つプログレ・ナンバーで、文句なしにカッコよくてとても素晴らしい。
輸入盤
(Progressive/Folk Rock,Pops,Canterbury / Jewel-case CD (1996) / MSI,Edsel/Japan,UK)

Andy Davis(kbd,g,vo)
James Warren(g,b,vo)
Mutter Slater(fl,p)
Mike Evans(vln,cello)
Jim Walter(b,g)
Billy Sparkle(ds,per)
Producerd by Stackridge & Vic Gamm
収録曲目
01.Lummy Days/ラミー・デイズ
02.Friendliness/フレンドリネス
03.Anyone For Tennis/エニワン・フォー・テニス
04.There Is No Refugee/ゼア・イズ・ノー・レフュジー
05.Syracuse The Elephant/シラキュース・ジ・エレファント
06.Amazingly Agnes/アメイジングリー・アグネス
07.Father Frankenstein Is Behind Your Pillow/ファーザー・フランケンシュタイン
08.Keep On Clucking/キープ・オン・クラッキング
09.Story Of My Heart/ストーリー・オブ・マイ・ハート
10.Friendliness Pt.2/フレンドリネス・パート2
11.Teatime/ティータイム
bonus track(1972 single):
12.Everman/エヴリマン
13.Purple Spaceships Over Yatton/パープル・スペースシップ



!



