(中古/USED CD):98年のイタリア・アミアータ・レコード盤/輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A (クタビレ感少) / DISC=A- (スリ傷少、再生に影響なし)
サインコ(・ナムチラク)はロシア連邦トゥーヴァ自治共和国出身のシンガーで、「ホーメイ」として知られるトゥーヴァの喉歌の歌い手。トゥーヴァはモンゴルと国境を接するモンゴル文化圏地域で、一般にはモンゴルの喉歌を「ホーミー」、トゥーヴァの喉歌を「ホーメイ」と呼ぶようだが、倍音の出し方や発声法に自体にも違いがあるようだ。本作は、98年にイタリアのアミアータからリリースされた、アルメニア人ドゥドゥク(アルメニアのダブルリード木管楽器)奏者ジヴァン・ガスパリアンをスペシャル・ゲストで迎えたアルバムで、歌詞の英語&イタリア語訳掲載ブックレット付。メンバーは、ボーカル(ホーメイ)、ジュウズ・ハープ、シャーマン・ドラムのサインコを中心に、ガスパリアン、ヴァルター マイオーリ、ナタリー・バン・ラーフェンシュタイン、ゲルマン・ポポフ、フェデリコ・サネージ、ロベルト・カッチャパーリア等々が曲によって適時参加、マルク・イーグルトンとマッテオ・シルヴァの共同プロデュース。サインコのペンによる楽曲自体は、トゥーヴァのトラッドを基調としたものだが、ロシア/モンゴル、アルメニア、イタリア、スペイン、ウクライナに及ぶ古楽器&民族楽器演奏家が集結していて、ソフィスティケイトされてはいるが、ドゥドゥクやジュウズ・ハープ、シャーマン・ドラムの他、イギル(トゥーヴァの2弦擦弦楽器)、法螺貝、クレイ(陶器製ダルブッカ)、タブラ、各種パーカス、ピアノ等によるアンサンブルは、ともかくも東洋・中近東・西洋が交叉している印象。一部クラシック色や実験音楽的要素も交えたサウンドスケープは、国籍不明の民族音楽アンビエント的様相も呈していて、静謐かつ濃密で非常に面白い好盤と思う。
輸入盤
(Trad&Folk/Tuva Trad,Ambient,Experimental / Digi-Pack CD(1998) / Amiata Records/Italy)

Sainkho(vo,jew's-harp,shaman's-ds)
Djivan Gasparyan(duduk)
Walter Maioli(per,conch,jew's-harp,shaman's-ds)
Natalie Van Ravenstein(jew's-harp,shaman's-ds)
German Popov(igill,kurei,jew's-harp,vo)
Federico Sanesi(tabla,per)
Roberto Cacciapaglia(p)
Composed & Arranged by Sainkho, Djivan Gasparyan
Produced by Marc Eagleton, Matteo Silva
収録曲目
01.Naked Spirit
02.Badjirgal's Wish
03.Inuit Wedding
04.Midnight Blue
05,From Me To You
06.Valley Of Shadows
07.Amethyst II
08.Moon Trance
09.Long Way Home
10.Siber-Shaman
11.To The Master Hunashtar-ool



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