(中古/USED CD):04年の日本エアー・メイル・レコーディングス盤/国内盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A (シュリンク付開封) / DISC=A 美品
スクラウンジャーは、キーボーティスト兼プロデューサー兼アレンジャーのイアン・カーナウを中心とするレコーディング・ユニットで、本作は76年にUKアンカーからリリースされた唯一のアルバム。コーティング紙ジャケ仕様、オリジナル・リリック・インサート入、『アンカー・レコーズ・コレクション Vol.1』シリーズ、ライナーは鈴木拓、邦題は「スナップ」、未発表デモ音源等4曲をボーナス収録。メンバーは、カーナウ、ポール・ルイスのデュオだが、ほとんどの曲でレイ・ラッセル(ex.ロック・ワークショップ,ショパン,etc)、ポール・キーオー(ex.ケイト・ブッシュ,etc)、モ・フォスター(ex.アフィニティ,マイケル・シェンカー・グループ,ファンシー,etc)、フランク・マクドナルド(ex.マイク・バット,etc)、ピーター・ヴァン・フック(ex.スタックリッジ,etc)、マイク・ニコルズ(ex.グロリア・ムンディ,etc)等々が適時バックを担当、ストリングス・アレンジはジェームズ・キャメロン、プロデュースはマイク・ハースト。概ね、いわゆるモダン・ポップ系またはニッチ・ポップ系と呼ばれる、ある程度のロック色が担保されたAOR調ポップスを展開していて、ハーモーニー・コーラスを交えたメロウ&キャッチーなサウンド。全体に非常に洗練されたアーバンな空気感で、例えば同時期のパイロットやセイラー、サッド・カフェ辺りに近似する、B級ロック感内包のアンサンブルとメインストリーム的ポップネス、アメリカ的な突き抜け方とはどこか違う湿った質感のサウンドメイキングが交叉。このある種のイモっぽさが、ブリティッシュ・ニッチ・ポップ系の味わいというか、魅力といえるのかも知れない。
エアー・メイル盤/国内プレス盤(Japanese-pressing CD)
(Progressive/Pops,AOR / Paper-Sleeve CD(2004) / Air Mail Recordings/Japan)
Paul Lewis(vo)
Ian Curnow(kbd,vo)
Ray Russell(g)
Paul Keogh(g)
Mo Foster(b)
Frank McDonald(b)
Peter Van Hooke(ds)
Mike Nicholls(ds)
Strings Arranged by James Cameron
Produced by Mike Hurst
収録曲目
01.Parisian Cafe Blue
02.Telephone Song
03.Our Love
04.So Here I Stay
05.Me, I’m Pretending (Jimmy Dean)
06.Platform ’9’
07.Lady Fame
08.Come On Smile
09.Magical
10.Other Girls Don’t Feel The Way You Do
bonus track(unreleased):
11.With A Little Help From My Friends
12.It All Seems So Hard
13.Come On Smile (without girls version)
14.Come On Smile (with girls version)