カートをみる ご利用案内 お問い合せ サイトマップ
RSS
 

STEPHEN PRINA/Vinyl II(Used CD) (2000) (ステファン・プリナ/USA)

(中古/USED CD):00年のUSAコルティカル・ファウンデーション盤/輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A / DISC=A

ステファン・プリナはイリノイ州ゲイルズバーグ出身の作曲家兼アーティストで、いわゆるポスト・コンセプチュアリズム(脱ではなく続コンセプチュアル・アート)の先鋭的存在の1人。ミュージシャンとしての活動の他、ドローイング、絵画、彫刻、写真、インスタレーション、ビデオ、映画等々の制作や、ハーバード大学視覚環境学部その他のアート・スクールで教授や講師として教鞭も執っている。本作は、00年にリリースされたアルバムで、オビ付。アンソニー・バージェスの62年小説「時計じかけのオレンジ」の『発狂』をテーマにパロった、アンディ・ウォーホルの65年映画「ヴィニール」に登場する2枚の17世紀の宗教画をモチーフに、その勝手な続編としてプリナが制作した映画「ヴィニール II」のサウンドトラック盤。おそらくモチーフの絵画を所有するポール・ゲティ美術館を会場とした、インスタレーションでのライヴ録音で、メンバーは、プリナ、ダフネ・チェン、メリッサ・ライナー、ケイト・レディッシュ、グィネヴィア・ミーシャム、キルステン・バロンの6人、デヴィッド・ホランダーとジェニファー・レーンの共同プロデュース。同じ曲「ギャラリー E201」のテイク違いが3トラック収録されていて、どれもプリナが指揮するヴァイオリン2本、ヴィオラ、チェロの弦楽四重奏+フレンチ・ホルンの室内楽アンサンブルに、プリナのボーカルが入るスタイル。概ねエレガントなバロック調を基調としつつ、時折回転数がズレていくようなピッチの歪みをみせる室内楽アンサンブルに、妙に朗々としたプリナのクッキリしたボーカルが絡む、クラシックとポップスの要素がどこか違和感を担保しながら煮え切らないマッチングで交叉する面白いサウンド。基本的に涼やかで美しいが、このミスマッチ感が、素材よりもアイデアやコンセプトが優先されるポスト・コンセプチュアリズムということなのかも知れない。

輸入盤
(Psyche/Post-Classical,Contemporary Music / Jewel-case CD(2000) / Cortical Foundation/USA)

STEPHEN PRINA/Vinyl II(Used CD) (2000) (ステファン・プリナ/USA)

価格:

1,880円 (税込)

購入数:
返品期限・条件 返品についての詳細はこちら
この商品について問い合わせる
友達にメールですすめる

STEPHEN PRINA/Vinyl II(Used CD) (2000) (ステファン・プリナ/USA)

Stephen Prina(vo,direction,script,score)
Daphne Chen(vln)
Melissa Reiner(vln)
Kate Reddish(vla)
Guenevre Meashan(cello)
Kirsten Barron(fr-hrn)

Produced by David Hollander, Jennifer Lane


収録曲目
1.Gallery E 201 - Take 1/Gallery E 202 Take 1
2.Gallery E 201 - Take 2/Gallery E 202 Take 2
3.Gallery E 201 - Take 3/Gallery E 202 Take 3

ページトップへ