(中古/USED CD):02年の日本ヴォイスプリント・ジャパン盤/マーキー盤/国内流通盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A- (オビにクタビレ感少) / DISC=A
デイヴィッド・アレン、ロバート・ワイアット、ケヴィン・エアーズ、マイク・ラトリッジの4人でスタートしたソフト・マシーンは、ケント州カンタベリーで66年前後に勃興した、いわゆるカンタベリー・ロック・シーンの柱となるグループで、ゴング、ホール・ワールド、マッチング・モウル等の派生バンドと共に、数多のミュージシャン達に影響を与えリスペクトを受け続けるビッグ・ネーム。本作は、ラトリッジ脱退後の76年4月に、ソーホーのスタジオで行われたスタジオ・セッションを収録した未発表発掘音源盤で、UKブループリント盤に国内のヴォイスプリント・ジャパン/マーキーがオビ・解説を付けた国内流通盤、邦題は「ラバー・リフ」。メンバーは、ジョン・エサーリッジ(ex.ダリル・ウェイズ・ウルフ,etc)、カール・ジェンキンス、キャロル・バラット、ロイ・バビントン、ジョン・マーシャルの5人編成で、キャロルはジェンキンスの奥さん。ライナー掲載のエサーリッジのコメントには、『ジェンキンスが自分のライブラリ用音源として作曲したものを、1日のライヴ演奏で1発録音した。切迫したソロが存在せず、ソフト・マーシーンの特徴を欠いている音楽』とある。基本的に、ジェンキンスのサントラの仕事の為の元ネタ制作だったらしく、エサーリッジの言う通りソフツのメンバー達が演奏したソフツとは別物の音楽だが、この後ソフツに流用されるマテリアルも散見される。バンド視点からはどれもアイデアの原石といった感じで、これらを素としてセッションを繰り返し、展開・発展させて曲を完成させていく初期段階という印象。
ヴォイスプリント・ジャパン盤
(Progressive/Jazz Rock,Fusion,Canterbury / Jewel-case CD(2002) / Voiceprint Japan,Blueprint/Japan,UK)
John Etheridge(g)
Karl Jenkins(kbd,fl,sax)
Carol Barratt(kbd)
Roy Babbington(b)
John Marshall(ds,per)
Producerd by Unknown
収録曲目
01.Crunch/クランチ
02.Pavan/パヴァン
03.Jombles/ジョンブルズ
04.A Little Floating Music/ア・リトル・フローティンング・ミュージック
05.Hi-Power/ハイ・パワー
06.Little Miss B/リトル・ミス・B
07.Splot/スプロット
08.Rubber Riff/ラバー・リフ
09.Sam's Short Shuffle/サムズ・ショート・シャッフル
10.Melina/メリーナ
11.City Steps/シティ・ステップス
12.Gentle Turn/ジェントル・ターン
13.Porky/ポーキー
14.Travelogue/トラヴェログ