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(中古/USED CD)：96年の日本MSI盤／国内流通盤・廃盤
(状態/CONDITION)：SLEEVE=A- (プラケ爪跡有) / DISC=A
ルネッサンスは、元ヤードバーズのキース・レルフとジム・マッカーティが、68年に結成したフォーク・デュオのトゥゲザーを母体として、レルフの妹のジェーン・レルフ、ジョディ・グラインド、スティームハマー等のルイス・セナモ、ナッシュヴィル・ティーンズ等のジョン・ホークンが加わる形で69年に結成されたグループで、2枚のアルバムをリリース後オリジナル・メンバーが全員離れたが、アニー・ハズラムとマイケル・ダンフォードを軸に立て直して、72年以降は新しいルネッサンスとして活動した。本作は、その2つのルネッサンスの曲をコンパイルした2枚組アンソロジー集で、95年ドイツ・レパートリー盤に国内のMSIがオビ・解説を付けた国内流通盤、邦題は「ベスト／ストーリー・オブ・ルネッサンス」、ライナーは松山晋也、歌詞・対訳付、82年の未発表曲2曲をボーナス収録(CD1/12曲目、CD2/13曲目)。メンバーは、レルフ期がキース、ジェーン、マッカーティ、セナモ、ホークンの5人編成、ダンフォード期はアニー、ダンフォード、ジョン・タウト、ジョン・キャンプ、テリー・サリヴァンの5人編成が基本。基本的に時系列順に曲が並んでいて、CD1の1〜4曲目がレルフ期で、1,2曲目が69年ファースト「ルネッサンス」、3,4曲目が71年セカンド「イリュージョン」。以降はダンフォード期で、CD1は5,6曲目が72年「プロローグ」、7,8曲目が「燃ゆる灰」、9〜11曲目が74年「運命のカード」、CD2は1〜3曲目が「シェラザード夜話」、4,5曲目が77年「お伽話」、6,7曲目が78年「四季」、8,9曲目が79年「碧の幻想」、10,11曲目が81年「カメラ・カメラ」、12曲目が83年「タイム・ライン」。主要曲はそれなりに網羅されていて、ボーナスの未発表曲2曲も意外に悪くなく、ある程度バンドのキャリアを俯瞰出来る内容で、入門編としても成立する好ベスト盤と思う。
MSI盤
(Progressive/Symphonic,Classic,Folk Rock / Jewel-case 2CD(1995) / Repertoire,MSI/German,Japan)
Keith Relf(vo,g)
Jane Relf(vo)
John Hawken(p,kbd)
Louis Cennamo(b)
Jim McCarty(ds,vo)
Annie Haslam(vo,per)
John Tout(p,kbd,vo)
Rob Hendry(g,chimes,vo)
Jon Camp(b,tampoura,vo)
Terry Sullivan(ds)
Michael Dunford(ac-g,vo)
Andy Powell(g)
& Others
Producerd by Paul Samwell-Smith, Miles Copeland, Renaissance, David Hentschel,etc
収録曲目
(CD1):
01.Kings & Queens/王と女王
02.Island/島
03.Love Goes On/ラヴ・ゴーズ・オン
04.Love Is All/ラヴ・イズ・オール
05.Prologue/プロローグ
06.Bound For Infinity/バウンド・フォー・インフィニティ
07.Carpet Of The Sun/カーペット・オブ・ザ・サン
08.Ashes Are Burning/燃ゆる灰
09.Black Flame/黒い炎
10.Running Hard/孤独の旅路
11.Mother Russia/母なるロシア
12.Africa/アフリカ (previously unreleased)
(CD2):
01.Trip To The Fair/トリップ・トゥ・ザ・フェア
02.Ocean Gypsy/オーシャン・ジプシー
03.The Young Prince And Princess As Told By Scheherazade/若き王子と王女が語るシェラザード夜話
04.Midas Man/ミダスの誘惑
05.Captive Heart/魅せられた心
06.Northern Lights/北の輝き
07.Song For All Seasons/ソング・フォー・オール・シーズンズ
08.Forever Changing/フォーエヴァー・チェンジング
09.Flood At Lyons/リヨンの洪水
10.Bonjour Swansong/ボンジュール・スワンソング
11.Ukraine Ways/ウクライナへの道
12.The Entertainer/ジ・エンターテイナー
13.Writers Wronged/ライターズ・ロンゲット (previously unreleased)
