(中古/USED CD):01年のイタリアBMGリコルディ盤/輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=B+ (裏面に溝状傷有) / DISC=A
PFMは、プレミアータ・フォルネリア・マルコーニの略称で、マルコーニおばさんのおいしいパン屋という程の意味だが、クェッリにマウロ・パガーニが加入する形で、69年にミラノで結成された。おそらく日本で最も著名なイタリアン・ロックのビッグ・ネームの1つ。本作は、74年にイタリアのヌメロ・ウーノからリリースされたサード・アルバムで、基本的にはUKマンティコア盤「甦る世界」のオリジナル・イタリア語バージョン、01年新規24ビット・リマスター&ゴールド・ディスク盤、デジパック仕様、邦題は「幻の島」、TESオビ・解説/人脈図付。メンバーは、前作からのマウロ・パガーニ、フランコ・ムシーダ、フラヴィオ・プレモリ、フランツ・ディ・ディ・チオッチョの4人に、新たに元アレアのパトリック・ジョバスを加えた5人編成で、バンドとクラウディオ・ファビの共同プロデュース。前任のジョルジオ・ピアッツァも上手かったのだが、ジョバスのわかりやすい高速バカテクなベースは圧倒的に派手で、楽曲には前作までのいなたい雰囲気をそれなりに担保しつつも、バカテクなアンサンブルと洗練されたアレンジが、プログレ調のカッコよさに収束。このバンドの特徴としては、演奏のみならず楽曲もよいことだったが、ジョバスが加入してよりバカテクな方向に行きつつも、圧巻の1,3曲目を始めとした地中海・バルカン・トラッド基調の美しさとカッコよさは変わらずで、わりと文句なしの好盤と思う。素晴らしい!。尚、このゴールド盤はわりとパキっとソリッドな音質で、ある程度以上の音量でもクリアさが担保されている感じ。
輸入盤
(Progressive/Heavy Symphonic,Jazz Rock / Digi-Pack Gold-Disc CD(2001 24bitRe-master) / BMG Ricordi/Italy)
Mauro Pagani(vln,fl,vo)
Franco Mussida(g,vo)
Flavio Premoli(kbd,vo)
Patrick Djivas(b,vo)
Franz Di Cioccio(ds,vo)
Producerd by PFM & Claudio Fabi
収録曲目
1.L'isola Di Niente/幻の島
2.Is My Face On Straight/困惑
3.La Luna Nuova/新月
4.Dolcissima Maria/ドルチッシマ・マリア
5.Via Lumiere/ルミエール通り