(中古/USED CD):00年の日本ビクター・エンタテインメント盤/国内盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A / DISC=A- (スリ傷少、再生に影響なし)
PFMは、プレミアータ・フォルネリア・マルコーニの略称で、マルコーニおばさんのおいしいパン屋という程の意味だが、クェッリにマウロ・パガーニが加入する形で、69年にミラノで結成された。おそらく日本で最も著名なイタリアン・ロックのグループの1つで、イタリアン・プログレを代表するビッグ・ネーム。本作は、73~77年にマンティコア・レーベルからリリースされた、ライヴを含む5枚のアルバムからのセレクトをコンパイルしたアンソロジー集で、日本独自の企画盤。邦題は「ピーシーズ・フロム・マンティコア~ザ・ベスト・オブ・PFM」、00年新規リマスター盤、ライナーは片山伸、歌詞・対訳付。メンバー&内容は、1,9曲目が73年「幻の映像」で、パガーニ、フランコ・ムシーダ、フラヴィオ・プレモリ、ジョルジオ・ピアッツァ(ex.クリスタルズ,etc)、フランツ・ディ・ディ・チオッチョの5人編成、2,7,10,12曲目が74年「甦る世界」、3,11曲目が74年「クック(ライヴ)」で、どちらもピアッツァがパトリック・ジョヴァス(ex.アレア)に交代した5人編成、4,6曲目が76年「チョコレート・キングス」で、ベルナルド・ランゼッティ(ex.アクア・フラジーレ)が加入した6人編成、5,8曲目が77年「ジェット・ラグ」で、パガーニがグレゴリー・ブロック(ex.イッツ・ア・ビューティフル・デイ,etc)に交代した6人編成。元々イタリア語だった8曲目以外は英語ヴァージョンで、音質はわりとクリアでバランスも聴きやすく、ツボを押さえたセレクトは入門編としても適している感じ。曲に関しては、特に解説は不要と思う。
国内盤
(Progressive/Heavy Symphonic,Jazz Rock / Jewel-case CD (2000 Re-master) / Victor Entertainment/Japan)
Mauro Pagani(vln,fl,vo)
Franco Mussida(g,vo)
Flavio Premoli(kbd,vo)
Giorgio Piazza(b)
Patrick Djivas(b)
Franz Di Cioccio(ds,vo)
Bernardo Lanzetti(vo)
Gregory Block(vln)
Producerd by PFM, Claudio Fabi
収録曲目
01.River Of Life/人生は川のようなもの
02.The World Became The World/甦る世界
03.Four Holes In The Ground (Live)/原始への回帰 (ライヴ)
04.From Under/フロム・アンダー
05.Peninsula/ペニンシュラ
06.Out Of The Roundabout/アウト・オブ・ザ・ラウンドアバウト
07.Just Look Away/通りすぎる人々
08.Cerco La Lingua (Searchin' For The Language)/言葉を捜して
09.Photos Of Ghosts/幻の映像
10.Is My Face On Straight/困惑
11.Celebration (Including The World Became The World Live)/セレブレイション~甦る世界~ (ライヴ)
12.The Mountain/マウンテン