(中古/USED CD):96年のフランス・セヴンス・レコード盤/輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A / DISC=A
マグマは、ローラン・チボーやフランシス・モーズ、ザブが在籍していたゾルゴネスを母体として、そこにクリスチャン・ヴァンデが加わる形で69年にパリで結成された。おそらく日本で最も知名度のあるフレンチ・プログレのバンドで、クリスチャンを軸に現在も活動を続けるビッグ・ネーム。本作は、77年にフランスのタピオカからリリースされたライヴ・アルバムで、72~75年における未発表ライヴ音源をコンパイルしたもの。クレジット・メンバーは、クリスチャン、ヤニック・トップ、ベルナール・パガノッティ、クロース・ブラスキス、ディディエ・ロックウッド、ベノワ・ヴィデマン、ジェラール・ビカロ、ジャン・リュック・マンドゥリエ、クロード・オルモス、ガブリエル・フェデロウ、テディ・ラスリー、ヨシコ・セファー、フランシス・カーン、ジャン・ポル・アスリン、フランシス・モーズ、ミシェル・グライユ、ルネ・ガルバ、マルク・フォセ等々、プロデュースはジョルジオ・ゴメルスキー。1曲目が74年、2曲目が74年9月26日パリのギブス・クラブ、3曲目が75年1月21日パリのドランシー地区でのリハーサル、4曲目が73年6月オアーズ県オリー・ラ・ヴィル、5曲目が72年6月、7曲目が73年2月15日パリのアクアリウム・スタジオと、ゴメルスキーが金稼ぎのために勝手にコンパイル&エディットした、『コバイア・ストーリー』文脈無視のバラバラの内容だが、逆にだからこそクリスチャンならリリースしなかっであろう貴重音源集の側面もある。少なくともトップ在籍時の3曲(1,2,4曲目)は非常に圧巻で、フェデロウやオルモスのギターがかなり炸裂する曲(1,3,4曲目)、変態感十分の初期(5曲目)などなど、わりと素直に楽しめる。フェード・イン/フェード・アウトが多いのは少し残念だが、1曲目涼やかなエレピのイントロなども含め、全体にハード・フュージョン・プログレ系としてカッコよく、かなりの好ライヴ盤と思う。人脈図付
輸入盤
(Progressive/Jazz Rock,Fusion,Psyche / Jewel-case CD(1996) / Seventh/France)
Christian Vander(ds,vo)
Didier Lockwood(vln)
Benoit Widemann(kbd)
Gerard Bikialo(kbd)
Francois Cahen(kbd)
Michel Graillier(kbd)
Jean-Luc Manderlier(kbd)
Jean-Pol Asseline(kbd)
Klaus Blasquisz(vo)
Jannick Top(b)
Bernard Paganotti(b)
Francis Moze(b)
Jean-Pierre Lembert(b)
Claude Olmos(g)
Gabriel Federow(g)
Marc Fosset(g)
Yochk'o Seffer(sax)
Teddy Lasry(sax)
Rene Garber(clnt,vo)
Louis Toesca(tp)
Producerd by Giorgio Gomelsky
収録曲目
1.Sowiloi+Kmx-Exll-Opus 3
2.Kmx-B XII-Opus 7
3.Om Zanka
4.Gamma
5.Terrien Si Je T'ai Convoque
6.Gamma Anteria