(中古/USED CD):93年の日本ポリドール盤/国内盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A / DISC=A- (スリ傷有、再生に影響なし)
ハンブル・パイは、69年にロンドンで結成されたグループで、スティーヴ・マリオット、ピーター・フランプトン、クレム・クレムソン等が在籍したビッグ・ネーム。マリオットがザ・ハード解散後のフランプトンをスモール・フェイセズに加入させようとしたが、他のメンバーに反対されて実現せず、代わりに元スプーキー・トゥースのグレッグ・リドレー、元アポストリック・インターヴェンションのジェリー・シャーリーをフランプトンに紹介、結果としてマリオットもスモール・フェイセズを脱退して合流という経緯。本作は、71年にUKのA&Mからリリースされたライヴ・アルバムで、邦題は「パフォーマンス~ロッキン・ザ・フィルモア」、ライナーはかまち潤、歌詞付、オリジナルLPは2枚組だったので2in1CDとなる。メンバーは、マリオット、フランプトン、リドレー、シャーリーの4人編成で、71年5月28,29日のニュー・ヨークのフィルモア・イーストでのライヴ音源。フォース「ロック・オン」のプロモーションを兼ねたアメリカ・ツアーで、非常に熱の入ったハード・ロック調の演奏を展開していて、溜めて爆発タイプの濃密な盛り上がりを堪能出来る。2曲目がサード、3曲目がフォースに収録されている以外は、アルバム未収録のカヴァー曲で、23分に及ぶドークター・ジョンの4曲目や、16分に及ぶマディ・ウォーターズの5曲目辺りなどけっこう素直に圧巻。1,7曲目等のタイトなロッキン・ナンバーも含め、全体にノリのよいバンド感満点の演奏が素直にカッコいい好ライヴ盤と思う。
国内盤
(Blues Hard/Blues,Soul,R&B,Swamp / Jewel-case CD(1993) / Ploydor/Japan)
Steve Marriott(vo,g)
Peter Frampton(g,vo)
Greg Ridley(b,vo)
Jerry Shirley(ds,vo)
Produced by Humble Pie
収録曲目
1.Four Day Creep/フォア・デイ・クリープ
2.I'm Ready/アイム・レディー
3.Stone Cold Fever/ストーン・コールド・フィーヴァー
4.I Walk On Gilded Splinters/金のとげ
5.Rolling Stone/ローリング・ストーン
6.Hallelujah (I Love Her So)/ハレルヤ (アイ・ラヴ・ハー・ソー)
7.I Don't Need No Doctor/ノー・ドクター