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(中古/USED CD)：90年のイタリア・ゴールデン・スターズ盤／輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION)：SLEEVE=A- (プラケ爪跡有) / DISC=A- (スリ傷少、再生に影響なし)
ピーター・ガブリエルはサリー州チョバム出身のシンガー・ソング・ライター(SSW)で、何よりジェネシスでの活動で知られていると思うが、世代によってはソリストとしても著名なビッグ・ネーム。本作は、タイトル通り77年4月9日ロサンジェルスのロキシーで行われたライヴ音源を収録したライヴ盤で、わりとよく知られた著名ブートレグ。メンバーは、ガブリエル、ロバート・フリップ(ダスティ・ロードの変名で参加)、スティーヴ・ハンター、ジョセフ・チロウスキー、ラリー・ファスト、トニー・レヴィン、アラン・シュワルツバーグ、ジミー・メイレンの8人編成で、全員77年2月にリリースされたファースト・ソロ・アルバム(通称カー)のレコーディング・メンバー。そのファースト全曲(1,3,4,6,7,9,10,12,13,14曲目)に、この後セカンド(通称スクラッチ)に収録されることになる2,5曲目(5曲目は「インディゴ」に改名)、マーヴィン・ゲイ(8曲目)とキンクス(11曲目)のカヴァー、ジェネシスのセルフ・カヴァー(15曲目)を収録。ツアー後半でチロウスキーが復帰して、レコーディング・メンバー全員が揃ったこともあってか、アンサンブルが熟れていて非常にカッコよく、少し余裕も出てきた感じのガヌリエルのパフォーマンスも上々。フリップの「エクスポジャー」収録ヴァージョンと、ガブリエルの「カー」収録ヴァージョンで2回演奏される「ヒア・カムズ・ザ・フラッド」も含め、プログレ的情感とポスト・ロック的ソリッドさがいい塩梅のバランスで同居する、なかなか稀有なサウンドと思う。ラジオ放送用サウンドボード音源なので、音質・バランスともに申し分ない。
輸入盤
(Progressive/Psyche,SSW,Symphonic,Pops / Jewel-case CD(1990) / Golden Stars/Italy)
Peter Gabriel(vo,p,fl,per)
Steve Hunter(g)
Robert Fripp(aka.Dusty Roads)(g,effects)
Jozef Chirowski(kbd)
Larry Fast(syn)
Tony Levin(b,stick,tuba,vo)
Allan Schwartzberg(ds,per,vo)
Jim Maelen(per,vo)
Produced by Unknown
収録曲目
01.Here Comes The Flood
02.On The Air
03.Moribund The Burgermeister
04.Waiting For The Big One
05.A Song Without Words
06.Excuse Me
07.Solsbury Hill
08.Ain't That Peculiar
09.Humdrum
10.Slowburn
11.All Day And All Night
12.Here Comes The Flood
13.Modern Love
14.Down The Dolce Vita
15.Back In N.Y.C.
