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(中古/USED CD)：95年のUSAライコディスク盤／輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION)：SLEEVE=A / DISC=A
フランク・ザッパは、ボルチモア出身のギタリスト兼コンポーザーで、10歳の時にカリフォルニアに転居して高校時代からバンドを始め、マザーズ・オブ・インヴェンションやソロで多彩な活動を展開した解説不要のビッグ・ネーム。本作は、タイトル通り73年12月8,9,10日にハリウッドのロキシーで行われたコンサートを編集収録したライヴ盤で、4面折込仕様ブックレット、95年リマスター(ニュー・マスター）盤。メンバーは、ザッパ、ナポレオン・マーフィー・ブロック、ジョージ・デューク、ルース・アンダーウッド、トム・ファウラー、ブルース・ファウラー、チェスター・トンプソン、ラルフ・ハンフリーの8人編成を基本に、曲によってドン・プレストン、ウォルト・ファウラー、ジェフ・シモンズが適時参加、デビー、リン、リューベン、フロッギー等の後重ねバック・ボーカルあり、プロデュースはザッパ。ブルース基調のファンク色とジャズ・ロック色、クラシック基調の現代音楽色、猥雑なサイケ感が交叉する、ある意味プログレとしか言い様のない感じのサウンドを展開。「ペンギン・イン・ボンディッジ」、「ピグミー・トワイライト」、「ヴィレッジ・オブ・ザ・サン」、「サン・オブ・オレンジ・カウンティ」、「モア・トラブル・エヴリ・デイ」辺りはともかくも素直にカッコよく、「ダミー・アップ」、「チープネス」、「ビーバップ・タンゴ」辺りの、ヴィブラフォンとツイン・ドラム、パーカス、ブロックの変態ボーカルをフューチャーした、変拍子とポリリズムを絡めたバカテクなアンサンブルも圧巻。ザッパのギター・ソロも含め、ヒップかつファンキーなノリの演奏は申し分なく、わりと文句なしの好ライヴ盤と思う。
輸入盤
(Progressive/Blues,Jazz Rock,Funk / Jewel-case CD(1995 Re-master) / Rykodisc/USA)
Frank Zappa(g,vo)
George Duke((kbd,syn,vo)
Napoleon Murphy Brock(sax,fl,vo)
Bruce Fowler(tb)
Tom Fowler(b)
Chester Thompson(ds,per)
Ralph Humphrey(ds,per)
Ruth Underwood(per)
Don Preston(syn)
Jeff Simonds(g,vo)
Walt Fowler(tp)
Debbie(vo)
Lynn(vo)
Ruben(vo)
Froggy(vo)
Produced by Frank Zappa
収録曲目
01.Penguin In Bondage
02.Pygme Twylyte
03.Dummy Up
04.Village Of The Sun
05.Echidna's Arf (Of You)
06.Don't You Ever Wash That Thing?
07.Cheepnis
08.Son Of Orange County
09.More Trouble Every Day
10.Be-Bop Tango (Of The Old Jazzmen's Church)
