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(中古/USED CD)：02年の日本ユニバーサル盤／国内盤・廃盤
(状態/CONDITION)：SLEEVE=A / DISC=A
フリーは、デビュー以前のブラック・キャット・ボーンズで知り合ったポール・コゾフとサイモン・カークが中心となって、68年にロンドンで結成されたグループで、フィンズベリー・パークのR&Bクラブで歌っていたポール・ロジャースにコゾフが声をかけ、ベーシストを探していたカークがアレクシス・コナーからブルースブレイカーズにいたアンディ・フレーザーを紹介されて4人が集まっている。結成当時、ロジャースとカークは19歳、コゾフは17歳、フレーザーは15歳という若さながら、人生の機微を知り尽くしたかのような枯れた哀愁を放った、ブリティッシュ・ブルース・ロックの押しも押されぬビッグ・ネーム。本作は、72年にUKアイランドからリリースされたフィフス・アルバムで、紙ジャケ仕様、02年新規リマスター盤、「ヴィンテージ・ロック・ペーパースリーヴ・コレクション」シリーズ、英文ブックレット入、ライナーはフィル・サトクリフ、歌詞・対訳付、別ミックス＆ヴァージョン、未発表曲等計6曲をボーナス収録。メンバーは、ロジャース、コゾフ、フレーザー、カークの4人編成で、71年5月の解散アナウンス、6月に「フリー・ライヴ」リリース、7月以降のトビーやピースの結成と解散、「コゾフ・カーク・テツ・ラビット」の制作などを経て、12月に再集結して71年1月にかけてレコーディングされている。わりとコゾフが弾きまくっている曲が多いが、荒っぽくてワンパターンだったり、リズム隊の粘っこさと重さがそうでもなかったり、ボーカルが妙にさらっとしてたりと、解散以前のフリーとは若干趣を異にする印象。それでも、楽曲や部分的な演奏にはそれまでのフリー感は担保されていて、これはこれでけっこう楽しめる。ともかくも、8曲目の「チャイルド」でかなり救われる感じ。
国内盤／国内プレス(Japanese-pressing)
(Blues&Swamp/Blues,Psyche,Swamp / Paper-Sleeve CD(2002 Re-master) / Universal Music/Japan)
Paul Rodgers(vo,p)
Paul Kossoff(g)
Andy Fraser(b)
Simon Kirke(ds)
Producerd by Free
収録曲目
01.Catch A Train/キャッチ・ア・トレイン
02.Soldier Boy/ソルジャー・ボーイ
03.Magic Ship/マジック・シップ
04.Sail On/セイル・オン
05.Travellin' Man/トラヴェリン・バンド
06.Little Bit Of Love/リトル・ビット・オブ・ラヴ
07.Guardian Of The Universe/ガーディアン・オブ・ザ・ユニヴァース
08.Child/チャイルド
09.Goodbye/グッドバイ
bonus track:
10.Burnin' (Molten Gold)/バーニン(モルテン・ゴールド) (alter take)
11.Honky Tonk Women/ホンキー・トンク・ウィメン (unreleased)
12.Magic Ship/マジック・シップ (alter mix)
13.Little Bit Of Love/リトル・ビット・オブ・ラヴ (alter mix)
14.Guardian Of The Universe/ガーディアン・オブ・ザ・ユニヴァース (Paul Rodgers solo version)
15.Child/チャイルド (early mix)
