(中古/USED CD):05年の日本ディスカス/ワーナー盤/国内流通盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A (黄バミ感微少) / DISC=A- (スリ傷有、再生に影響なし)
ダニエル・ヴェガはアストゥーリアス地方オビエド出身のシンガー・ソング・ライター(SSW)で、本作は76年にスペインのゴング/ムーヴィー・プレイからリリースされた唯一のアルバム。邦題は「嵐の前の静かな夜」、05年新規リマスターのイースト・ウエスト/フォノムジーク盤に国内のディスカスが解説一体オビを付けた国内流通盤、ライナーは山岸伸一、コーティング紙&3面開きデジパック仕様。クレジット・メンバーは、ヴェガ、ルイス・メンド、ミゲル・サンス、ペドロ・ペレス、マヌエル・アギラル、ラファエル・ペレス、ファン・カルロス・メドラノの7人で、プロデュースはゴンサロ・ガルシア・ペライヨ、スリーヴ・デザインはマキシモ・モレノ。本作制作当時ヴェガはジャーナリズム専攻の大学生で、本作1作のみをリリースして結局ジャーナリストになり、78年以降激化するニカラグアやエルサルバドルの民族解放戦線を取材したようだ。そんな未来を予見したのかは不明だが、「戦い前の静かな夜」という程の意味のタイトルを冠した本作は、独特のダークネスと物憂げな雰囲気が交叉するスパニッシュ・ロックの異端的1枚。アコースティック・ギターの弾語りスタイルを核としたヴェガのツブヤキ色もあるボーカル、非常に美しいくぐもり感のあるフルート、泣きのエレキ・ギターが放つリリカルなSSW的要素と、エレピやサックス、リズム隊の太いジャズ・ロック色が見事なマッチングを見せる。この、演奏のカッコよさと楽曲のジャジーさは、例えばイル・ヴォーロ辺りにも通じる印象で、全体で25分程度と短いのはたまにきずだが、演奏性が高く楽曲も悪くない好盤と思う。スリーヴの雰囲気にピンときた人なら、かなり楽しめるのでは。尚、噂ではこの国内流通盤は500枚限定生産らしい。
ディスカス盤
(Progressive/SSW,Jazz Rock / Digi-Pack CD(2005 Re-master) / Discus/Warner,Fonomusic/Japan,Spain,EU)

Daniel Vega(vo,ac-g)
Luis Mendo(el-g,ac-g)
Miguel Sanz(el-p)
Pedro Perez(sax,fl)
Manuel Aguilar(b)
Rafael Perez(ds,per,effects)
Juan Carlos Medrano(sp-g)
Produced by Gonzalo Garcia-Pelayo
収録曲目
"La Noche Que Precede A La Batalla/嵐の前の静かな夜":
01.La Noche Que Precede A La Batalla/戦闘前夜
02.Jinete/騎手
03.Alma Gemela/双子の魂
04.Hacia La Eternidad/永遠に向かって
05.Companeros/仲間たち
"Cantabrico/カンタブリコ":
06.Tierra Minera/採鉱地帯
07.Esperando Al Sol/日のあたる場所で
08.Cantabrico/カンタブリコ:
I.El Vuelo Del Albatros/海鳥の飛翔
II.Acantilado/懸崖
09.Madre Asturias/母なるアストゥーリアス
10.Ciudad Luminosa/輝ける街
11.El Sol Cruza Todas Las Fronteras/太陽はすべての国境を超えて



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