(中古/USED CD):93年の日本ヴィヴィッド・サウンド盤/国内流通盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A / DISC=A
バート・ヤンシュはグラスゴー出身のシンガー・ソング・ライター(SSW)兼ギタリストで、何よりペンタングルでの活動で知られていると思うが、ペンタングル結成以前からすでにソリストとして活動していて、その後も11年に他界するまでソロや幅広いセッション活動を続けたビッグ・ネーム。デイヴィー・グレアムを師匠と仰ぎ、自身はジミー・ペイジやディック・ゴーハンを始めとして多くのギタリスト達からリスペクトを受けた、アコースティック・ギターの名手。本作は、67年フォース「ニコラ(1~12曲目)」と69年フィフス「バースデイ・ブルース(13~24曲目)」の、2枚のソロ・アルバムをカップリングした2in1CDで、どちらもオリジナルはUKトランスアトランティック。93年UK/ドイツのデーモン盤に国内のヴィヴィッド・サウンドがオビ・解説を付けた国内流通盤、ライナーは茂木健、歌詞付。メンバーは、フォースがヤンシュと不明メンバー+曲によってストリングス、プロデュースはネイサン・ジョセフ、 フィフスがヤンシュ、ペンタングルの僚友ダニー・トンプソンとテリー・コックスを軸に、曲によってレイ・ウォーレイ(ex.ソフト・マシーン,マイク・ウエストブルック,etc)、ダフィ・パワーが適時参加、プロデュースはシェル・タルミー。おそらくヒット狙いの、中途半端なポップス調もあるが、1,3曲目などの佳曲もあって捨て難いフォース、ペンタングル的アンサンブルとブルース感、美しいフォーク調が交叉するフィフスという印象。纏まりのよさではフィフスと思うが、それぞれ違った味わいで心地好く楽しめる。ドイツ・プレス盤
ヴィヴィッド盤
(Trad&Folk/Trad,Blues,SSW,Pops / Jewel-case CD(1993) / Vivid Sound,Demon Records/Japan,UK,German)
Bert Jansch(vo,ac-g,el-g,12-g)all
Ray Warleigh(sax,fl)5
Danny Thompson(b)5
Terry Cox(ds)5
Duffy Power(hmca)5
Strings Arranged by David G. Palmer(4)
Produced by Nathan Joseph(4), Shel Talmy(5)
収録曲目
"Nicola (1967/4th)":
01.Go Your Way My Love
02.Woe Is Love, My Dear
03.Nicola
04.Come Back Baby
05.A Little Sweet Sunshine
06.Love Is Teasing
07.Rabbit Run
08.Life Depends On Love
09.Weeping Willow Blues
10.Box Of Love
11.Wish My Baby Was Here
12.If The World Isn't There
"Birthday Blues (1969/5th)":
13.Come Sing Me A Happy Song To Prove We Can All Get Along The Lumpy, Bumpy, Long And Dusty Road
14.The Bright New Year
15.Tree Song
16.Poison
17.Miss Heather Rosemary Sewell
18.I've Got A Woman
19.A Woman Like You
20.I Am Lonely
21.Promised Land
22.Birthday Blues
23.Wishing Well
24.Blues