(中古/USED CD):98年の日本キング/ネクサス・レコード盤/国内盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A- (黄バミ感少) / DISC=A
『芸術家と職人達』というグループ名のアルティ・エ・メスティエリは、72年頃にジジ・ヴェネゴーニとベッペ・クロヴェッラを中心にミラノで結成され、73年に元トリップのフリオ・キリコが加入してからより活発な活動を始めた。断続的ながら現在も活動を続けるイタリアン・プログレ系ビッグ・ネームの1つ。本作は、74年にイタリアのクランプスからリリースされたファースト・アルバムで、邦題は「ティルト」、『ユーロピアン・ロック・コレクション』シリーズ、ライナーは高見博史&松本昌幸、人脈図付。メンバーは、ジジ・ヴェネゴーニ、ベッペ・クロヴェッラ、フリオ・キリコ、マルコ・ガレッシ、ジョバンニ・ヴィグリエール、アルトゥーロ・ヴィターレの6人編成、アレアのパオロ・トファーニとヴェネゴーニの共同プロデュース。イタリアン・ジャズ・ロック著名盤の1つとして改めて紹介するまでもない程だが、特にどうということはなかったトリップ在籍時からは豹変した、ちょっと叩き過ぎかも知れないキリコの炸裂ドラムを軸に、ヴィグリエールの端正なヴァイオリン、ヴェネゴーニのハードなギター、ガレッシのドライヴするベースが一体となって疾走する様は圧巻。ハイテンションで綿密かつ繊細な演奏と、地中海エスノ・フレーバーの強いフレーズやテーマとの見事なマッチングは爽快で、ともかくも1~3曲目辺りまでのカッコよさはかなりのもの。隙間を埋めまくるドラムと太いベースのバランスが奇跡的に成立していて、ヴァイオリンのキレもよくギターやエレピも申し分のない、テクニカル・ジャズ・ロック系のエレガントな好盤と思う。カッコよし!。
国内盤
(Progressive/Jazz Rock,Mediterranean / Jewel-case CD(1998) / King/Nexus Records/Japan)

Furio Chirico(ds,per)
Beppe Crovella(kbd)
Gigi Venegoni(g,syn)
Marco Gallesi(b)
Giovanni Vigliar(vln,vo,per)
Arturo Vitale(sax,clnt,vib)
Producerd by Paolo Tofani & Gigi Venegoni
収録曲目
1.Gravita 9.81/重力
2.Strips/ストリップス
3.Corrosione/侵食
4.Positivo/Negativo / ポジティボ/ネガティボ
5.In Cammino/路上にて
6.Scacco Matto/チェス狂
7.Farenheit/華氏
8.Articolazioni/関節
9.Tilt/ティルト



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