(中古/USED CD):94年のフランス・ディスク・コンコルド盤/輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A (黄バミ感&プラケ爪跡少) / DISC=A
アンジュは、フランス東部のベルフォール出身のグループで、クリスチャンとフランシスのデカン兄弟が中心となって69年に結成されている。70年にシングル・デビュー、72年にファースト・アルバムをリリース後、数多のメンバー変遷を経ながら現在も現役で活動を続けるフレンチ・プログレのビッグ・ネームで、日本での知名度も高いと思う。本作は、77年にフランスのフィリップスからリリースされたライヴ・アルバムで、77年5月26日パリのパレ・デ・スポール・ヴェルサイユでのライヴ音源を収録したもの。邦題は確か「第6巻:ライヴ1977」で、オリジナルLPは2枚組だったので2in1CD。メンバーは、クリスチャン・デカン、フランシス・デカン、ジャン・ミシェル・ブレゾワール、ダニエル・アース、ジャン・ピエール・ギシャールの5人編成で、プロデュースはクロード・ビボーネ。13分に及ぶアルバム未収録の6曲目以外は、ファーストから直前作「マンドランの息子たち」までの5枚のアルバムからまんべんなくセレクトされているというか、わりと著名曲ばかり集めた感じ。アレンジはスタジオ盤と大きくは違わない印象だが、熱の入ったノリのよい演奏は素直にカッコよく、ハード・ロック調の演奏とシアトリカル・プログレ調の楽曲・アレンジが、非常に見事な融合を見せる。アルバム未収録の6曲目も含め、過剰気味のシアトリカルなボーカル、プカプカした独特のオルガン、ハードなギターが、ますます強調され渦を巻きながら怒濤の炸裂を繰り返していて、濃密で素直にカッコいい好ライヴ盤と思う。
輸入盤
(Progressive/Hard,Psyche,Symphonic / Jewel-case CD(1997) / Disques Concord/France)
Christian Decamps(vo,p,syn,ac-g)
Francis Decamps(org,syn,mltrn,vo)
Jean Michel Brezovar(g,fl,vo)
Daniel Haas(b,ac-g,brass)
Jean Pierre Guichard(ds,per,hmca,vo)
Producerd by Claude Bibonne
収録曲目
01.Fils De Lumiere
02.Les Longues Nuits d'Isaac
03.Ballade Pour Une Orgie
04.Ode A Emile
05.Dignite
06.Le Chien, La Poubelle Et La Rose
07.Sur La Trace Des Fees
08.Hymne A La Vie: Cantique
09.Hymne A La Vie: Procession
10.Hymne A La Vie: Hymne
11.Ces Gens-La