USAのヴァレー・エンタテインメントから、ボーナス5曲を加えてのリシュー。カパケーリ(ケーパーケイリー)は、グラスゴーを拠点とするスコットランド出身のグループで、スコットランドのゲーリック・トラッド・チューンをゲール語で歌うことを基本とする、ブリティッシュ・ゲーリック・トラッドを代表するグループの1つ。本作は、92年にUKのサヴァイヴァルからリリースされたセクス・アルバムで、90~92年のスタジオ&ライヴ音源をコンパイルした内容。メンバーは、カレン・マシスン、ドナルド・ショウ、マナウス・ラニー、チャーリー・マッケロン、マルク・ダフ、ジョン・サッチの6人編成を基本に、曲によってジェームズ・マッキントッシュ、グラハム・ディクソンが適時参加、プロデュースは曲によってバンド、ドーナル・ラニー(ex.プランクシティ,ボシー・バンド,etc)、イアン・モローが担当。半分程はメンバー達のオリジナルで、そこそこキャッチーなポップネスも感じられるが、ティン・ホイッスルやフィドル、ブズーキ、ボーラン等の音色がオーセンティック感を担保していて、残りのジグ&リール調中心のトラッド・チューン群と違和感のないマッチングを見せる。プログレ的で凝ったアレンジが美しい郷愁感に収束する1曲目を始めとして、キレのよいリズムがハマった濃密な演奏は素直にカッコよく、この線の文句なしの好盤と思う。ボーナス群にも佳曲が多い。
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輸入盤/デッドストック入荷
(Trad&Folk/Gaelic&Scottish Trad,Pops / Jewel-case CD(2002) / Valley Entertainment/USA)
Karen Matheson(vo)
Donald Shaw(acdn,kbd,vo)
Marc Duff(wsle,bdrn,wind-syn,vo)
Manus Lunny(bzki,g,vo)
Charlie McKerron(fdl,vo)
John Saich(b,vo)
James Mackintosh(ds)
Graham Dickson(programming)
Produced by Capercaillie, Donal Lunny, Iain Morrow
収録曲目
01.Waiting For The Wheel To Turn ('92 Version)
02.Pige Ruadh (Live)
03.a)Dean Cadalan Samhach / b)Servant To The Slave ('92 Version)
04.Silver Spear Reels (Live)
05.Outlaws (Live)
06.Coisich A' Ruin (Live)
07.Fear A' Bhata (Original Version)
08.Dr. MacPhail's Trance ('92 Version)
bonus track:
09.Distant Hill
10.The Reel Northern Light
11.Mo Bhean Chumuinn
12.A Cur Nan GobHar As A' Chreig
13.Shanbally Castle / Caberfeidh