UKのトーキング・エレファントからのリシュー。多分初CD化。ベガーズ・ヒルはサリー州出身のグループで、本作は76年にUKムーンシャインからプライヴェート・プレスの自主制作盤としてリリースされた唯一のアルバム。メンバーは、地元のキング・ビル・フォーク・クラブのハコ番バンドの同僚だった、ジョン・デイヴィス、デイヴ・フロンスドルフ、クリス・ウォーカーの3人が中心と思われ、曲によってフリントロックでデイヴィスと一緒だったジョ・バトリー、マーク・イッシャーウッド、ピーター・ロバーツや、ハコ番仲間のロビン・ハミルトン、アルビオン・バンドのジョン・ロッド等々が適時参加。基本的には、トラッドまたはトラッド系フォーク・ロックと呼べるサウンドで、エヴァン・マッコールの「カナリー・カナリー」やフェアポート・コンヴェンションの「時の流れを誰が知る」、ブリジット・セント・ジョンの「イフ・ユード・ベター」の他、スタンダードな「レット・イット・ビー・ミー」やリチャード・トンプソン等のカヴァーも多く、トラッドのギスギス感とスワンピーなレイドバック感が交叉している印象。全体に牧歌的で、突出したインパクトの強さではないが、ジョ・バトリーの適度な田舎っぽさとくぐもり感が同居する女性ボーカルも味わい深く、ギター、マンドリン、ホイッスル中心のアンサンブルも真っ当で、けっこう心地好いブリティッシュ・トラッド/フォーク系の好盤と思う。
輸入盤/デッドストック入荷
(Trad&Folk/British Trad,Swamp,Folk / Jewel-case CD(2010) / Talking Elephant/UK)

Jo Battley(vo)
John Davis(vo,12-g,dlcmr,wsle,bjo)
Dave Frohnsdorff(vo,b,ac-g,a-harp,concertina)
Chris Walker(vo,ac-g)
Robin Hamilton(fdl,mdln,vo)
Pete Roberts(ds,per)
John Rodd(concertina)
Marc Isherwood(b,p,vo)
Laura Dixon(fl)
Peter Sharp(el-g)
Neil Stanford(el-g)
Rob Boughton(syn)
Produced by Dave Frohnsdorff, John Davis & Dick Jones
収録曲目
01.New St. George
02.Cannily, Cannily
03.Jack Hall
04.Here's To The Last To Die
05.Let It Be Me
06.Who Knows Where The Time Goes?
07.When Will I Be Loved?
08.The Sailor Home From The Sea
09.If You'd Been There
10.Poor Ditching Boy
11.Wild Rover



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