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韓国のビッグ・ピンク・ミュージックから、19年新規リマスター＆限定ペーパースリーヴでのリシュー。紙ジャケ仕様で、インサート、インナー・バッグ入、オビ付。フューチャー・ショックは、通称「K」のサーカスが関わったミュージカル基調のプロジェクト企画で、本作は77年にUKショック・レコードからリリースされた唯一のアルバム。情報不足で詳細不明だが、ジョン・サクスビーとライオネル・ギブソンの2人のボーカリスト(ギブソンはギター、ピアノも弾く)のバックを、ドッグ、スチュワート・マクダデ、デレク・ミラー、ジョン・テイラー、アラン・ロードハウスのサーカスの5人が担当していて、曲によってジョン・プライアー、リンダ・ガーベットが適時参加、サクスビー、ケン・マッケンジー、ピーター・ウィルソンの共同プロデュース。ほとんどがサクスビー、ギブソン、プライアーの作詞・作曲で、SEを交えたポップス調、ロックン・ロール調、シャンソン調、キャバレー・ミュージック調など、ミュージカル調のシアトリカルな演出の曲が多く、その意味でも全体としてはサーカスの作品とはいえない感じ。しかし、正調ヘヴィ・シンフォニック調の1,2,13曲目、リリカルなメロディアス・シンフォ調の8～12曲目辺りは、「ワン」の引き締まったプログレ感がある程度担保されていて、ほとんどサーカスとして聴ける印象。結果として、サーカス目当てでもけっこう楽しめてしまう好盤かも知れない。
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輸入盤／限定プレス
(Progressive/Symphonic,Pops,Theatrical / Paper-Sleeve CD(2019 Re-master) / Big Pink Music/Korea)
Lionel Gibson(vo,cl-g,el-g,p)
John Saxby(vo,dialogue)
Linda Garbet(vo,dialogue)
John Prior(kbd,vln)
Alan Roadhouse(sax,fl,vo)
Dog(g,vo)
Derek Miller(kbd)
John Taylor(b)
Stu McDade(ds,vo)
Produced by John Saxby, Ken McKenzie, Peter Wilson
収録曲目
01.The Overture
02.Tides And Turning
03.Boogie
04.Love Theme
05.Cup-A-Love
06.Rent-A-Family
07.Spanish Dream
08.Where We Came In
09.Forever And A Day
10.Love Theme
11.Well,Well
12.Stand Back
13.Temporary True Believer
14.Fruity
15.We're Together
