UKのエドセル/エンジェル・エアーから、78年のクリス・ファーロウとのデュオ名義シングル1曲(BBCテレビ番組テーマ曲)をボーナスで加えてのリシュー。多分初CD化。デイヴ・グリーンスレイドは、サリー州ウォーキング出身のキーボーティスト兼コンポーザーで、何よりコロシアムやグリーンスレイドでの活動で知られていると思う。本作は、グリーンスレイド解散後の76年にUKワーナーからリリースされたファースト・ソロ・アルバムで、メンバーは、デイヴ・グリーンスレイド、トニー・リーヴス(ex.コロシアム,グリーンスレイド,カーブド・エア,etc)、サイモン・フィリップス(ex.ショパン,801,etc)のキーボード・トリオ編成を基本に、曲によってジョン・G・ペリー(ex.キャラヴァン,クォンタム・ジャンプ,etc)、ミック・グラハム(ex.プロコル・ハルム,etc)、スティーヴ・グールド(ex.レア・バード,etc)等々が参加している。グレッグ・ジャックマン、ルパート・ハイン、デイヴの共同プロデュースで、スリーヴ・デザインはロジャー・ディーン。全体に、グリーンスレイドをよりキャッチーな方向にしたような印象で、ブリティシュ的な寸止めポップネスを放つ楽曲、グリーンスレイドを継承したプログレ的な畳み掛けるアレンジを、多彩で分厚いキーボード群とジャジーでバカテクなリズム隊で展開。強い引っ掛かりはないが、演奏は申し分なく流暢で上手く、ブリティッシュ然とした適度に煮え切らないポップネスと、プログレ然としたシンフォニック調のアレンジが交叉。耳触りのよい柔らかいサウンドと、エレガントな雰囲気が心地好い好盤と思う。ロジャー・ディーンのスリーヴも素敵。EUプレス盤
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輸入盤
(Progressive/Symphonic,Pops/ Jewel-case CD(2014) / Edsel/Angel Air/UK,EU)
Dave Greenslade(org,p,el-p,syn,cvnt,mltrn,kbd,vib,per,vo)
Simon Phillips(ds,per)
Tony Reeves(b,per)
Dave Markee(b,per)
John G.Perry(b)
Mick Grabham(g)
Steve Gould(vo)
Lissa Gray(vo)
Bill Jackman(fl,clnt)
Chris Farlowe(vo)bns
Orchestra Arranged by Simon Jeffes
Orchestra Conducted by Martin Ford
Produced by Gregg Jackman, Dave Greenslade, Rupert Hine
収録曲目
1.Pedro's Party
2.Gettysburg
3.Swings And Roundabouts/Time Takes My Time
4.Forever And Ever
5.Cactus Choir
a.The Rider
b.Greeley And The Rest
c.March At Sunset
6.Country Dance
7.Finale
bonus track(1978 single with Chris Farlowe):
8.Gangsters