国内のアルカンジェロから、限定ペーパースリーヴでのリリース。紙ジャケ仕様。曇ヶ原は池袋を拠点とするグループで、石垣翔大のギター弾語りが13年にバンド編成に発展、『日本語によるプログレッシブハードフォーク』を標榜して、16年にファースト「独言独笑」をリリースした。本作は、24年にリリースされた6曲入CDシングルで、メンバーは、石垣、ヴァイオラ伊藤(ex.痛郎)、a_kira(ex.マリア観音,J・A・シーザーと悪魔の家)、西平匠杜(ex.クウチュウ戦,例のK)、田中まさよし(サポート)の5人編成を基本に、表題曲「雪虫」に小嶋りん(ex.XOXO EXTREME/キス・アンド・ハグ エクストリーム)がヴァイオリンでゲスト参加、スリーヴ・イラストは押見修造。元々「独言独笑」収録でライヴの定番曲でもあった「雪虫」のリメイク、新曲「雨に散る」の本編とカラオケ、21,23年の初出未発表ライヴ2曲の計6曲で、「雪虫」のヴァイオリン入新ヴァージョンと「雨に散る」は、サポートで参加していた西平が正式に加入、ベースも弾いていた石垣がボーカルとアコギに専念するスタイルになっての初のリリース音源となる。元々楽曲自体が日本のフォーク/ニュー・ミュージック色内包ということもあるが、ユーライア・ヒープ的なギラギラしたロック色がだんだん洗練されていくにつれ、例えばロック調になった時期の井上陽水や風辺りにも通じるサウンドという印象。その意味ではほとんど70年代ニュー・ミュージック方面の情感というか、果たしてこれはプログレなのかという気もしないではないが、とはいえ、日本のプログレ系愛好家の琴線をくすぐること請け合いとも思う。
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アルカンジェロ盤
(Progressive/Symphonic,Folk,New Music / Paper-Sleeve CDS(2024) / Arcangelo/Japan)
石垣翔大(vo,ac-g)
ヴァイオラ伊藤(g)
a_kira(kbd)
西平匠杜(b)
田中まさよし(ds)
小嶋りん(vln)
Produced by Unknown
収録曲目
1.雪虫 feat. 小嶋りん(XOXO EXTREME)
2.雨に散る
3.トリプタン (Live at 2021.04.29)
4.無風地帯 (Live at 2023.04.08)
5 雪虫 feat. 小嶋りん(Original Karaoke)
6.雨に散る (Original Karaoke)