ドイツ/EUのメイド・イン・ジャーマニー/MIGミュージックから、23年新規リマスター&3CDでのリシュー。SFFは、元スペクタクルのエデュアルド・シッケとハインツ・フレーニングが、クラシック畑で活動していたゲルド・フュアースと共に結成したグループで、スイスのドイツ語圏出身。本作は、76年ファースト「シンフォニック・ピクチャーズ/銀河交響曲」、77年セカンド「サンバースト/太陽幻想曲」、79年サード「チケット・トゥ・エヴリウェア」の全3枚のアルバム(オリジナルは全てドイツのブレイン)に、サードの10年UKリアクティヴ/エソテリックCD盤にボーナス収録されていた78年ブレイン・フェスでのライヴ音源2曲と、02年にドイツのノルドシーから発掘盤としてリリースされた「ライヴ 1975(パーペンブルクでのライヴ音源)」をコンパイルした3枚組(分厚い3枚組用プラケース)。メンバーは、ファーストとサードがシッケ、フュアース、フレーニングのトリオ編成、セカンドと78年ライヴは多くの曲でベースのエデュアルド・ブリュウント・ロウターがゲスト参加した実質4人編成、プロデュースは3枚ともディーター・ディールクス。概ね、どれもクラシカルな交響楽的要素を基調に、メロトロンの洪水あり、変拍子あり、哀愁のメロディありの、わりと典型的なテクニカル・シンフォニック・プログレを展開していて、それとないELP色も含めトリアンヴィラートやトリトーナス、シックスティ・ナイン、トレース辺りに近似する方面。75年のライヴ音源はファーストに収録される曲中心だが、けっこうアレンジが違っていたり、結局リリースされなかった未発表曲もあって面白い。このバンドは全体にジャーマン・クラウト感が薄く、その意味ではシンフォニック・プログレ愛好家一般に広く楽しめるタイプと思う。
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輸入盤
(Progressive/Heavy Symphonic,Classic / Jewel-case 3CD(2023 Re-master) / Made In Germany/MIG-Music/German,EU)
Eduard Schicke(ds,per,metallophon,xylophon,syn)all
Heinz Frohling(g,b,cvnt,mltrn,syn)all
Gerd Fuhrs(p,cvnt,mltrn,syn,el-p)all
Eduard Brunund-Ruther(b)2,bonus
Producerd by Dieter Dierks(all)
収録曲目
(CD1):
"Symphonic Pictures (1976/1st)":
1.Tao
2.Solution
3.Dialog
4.Sundrops
5.Pictures
"Sunburst (1977/2nd)":
1.Wizzard
2.Autumn Sun In Cold Water
3.Artificial Energy
4.Driftin'
5.Troja
6.1580
7.Explorer
(CD2):
"Ticket To Everywhere (1979/3rd)":
1.Open Doors
2.Song From India
3.Ticket To Everywhere
4.Spain Span Spanish
5.Here And Now
6.Slow Motion
7.Folk'n Roll
bonus track(Live 1978):
8.Every Land Tells A Story
9.Explorer/Wizzard
(CD3):
"Live In Papenburg 1975":
1.Tao
2.Dialog
3.Gedankenspiel
4.Modimdofre (Pictures)
5.Prickel Pit
6.Ammeroon
7.Dadadam
8.Ticket To Everywhere