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NOVALIS/Sommerabend (1976/3rd) (ノヴァリス/German)

ドイツのブレイン/メトロノーム・ムジークからのリシュー。18世紀ドイツ・ロマン主義の夭折の詩人の名を冠するノヴァーリスは、71年にヘイノ・シュンツェル等が中心となってハンブルクで結成された。ジャーマン・シンフォニック・プログレ系の中では、70年代からリアルタイムで国内盤もリリースされていた、わりと知名度の高いグループ。本作は、76年にドイツのブレインからリリースされたサード・アルバムで、確か邦題は「過ぎ去りし夏の幻影」。メンバーは、前作からのルッツ・ラーン、デトレフ・ヨーブ、ヘイノ・シュンツェル、ハルトヴィヒ・ビーライヒェルの4人編成を基本に、曲によってラーレ・オーバーピヒラーが適時ゲスト参加、プロデュースはアキム・ライヒェル。概ね、前作の延長線上にあるベタなセンスのシンフォニック・プログレを展開していて、美しいアコースティック・ギターのアルペジオ、泣き満点のエレキ・ギター、クラシカルな洪水キーボート、堅実で安定したリズム隊によるアンサンブルは、例えばキャメルやセバスチャン・ハーディー辺りに近似する印象も受ける。ヴァーリスの詩を使った曲も含め、全体に楽曲は佳曲が多くメロディアスで、ロマンティックな空気感やドラマティックなアレンジもキャメル的だが、ギターの郷愁感にブルース色はそれ程強くなく、その辺りがハード・ロック調に寄り過ぎない要因の1つかも知れない。イモっぽいボーカルも味わいの範疇で、マックスフィールド・パリッシュの「森の少女」をあしらった素敵なスリーヴも含め、哀愁のシンフォニック・プログレ系好盤と思う。ともかくも、この典型的な正調プログレ感は、日本のプログレ愛好家にはけっこうツボかも知れない。

輸入盤/デッドストック入荷
(Progressive/Symphonic,Classic / Jewel-case CD(1992) / Brain/Metronome/German)

NOVALIS/Sommerabend (1976/3rd) (ノヴァリス/German)

価格:

2,080円 (税込)

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NOVALIS/Sommerabend (1976/3rd) (ノヴァリス/German)

Lutz Rahn(org,el-p,syn,kbd)
Detlef Job(g,vo)
Heino Schunzel(b,vo)
Hartwig Biereichel(ds)
Rale Oberpichler(chorus)

Produced by Achim Reichel


収録曲目
1.Aufbruch
2.Wunderschatze
3.Sommerabend:
a.Wetterleuchten
b.Am Strand
c.Der Traum
d.Ein Neuer Tag
e.Ins Lich

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