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ドイツのリヴィジテッド/SPVから、01～04年のリミックス音源6曲をボーナスで加えての、05年新規リマスター＆デジパックでのリシュー。エロックことヨアヒム・エーリッヒは、旧東ドイツのヴァイマール(ワイマール)出身のドラマー兼マルチ奏者で、60年代にハーゲンに移住したようだ。何よりグローブシュニットでの活動で知られ、現在はレパートリー・レーベルのエンジニアとしても活動するジャーマン・ロックのビッグ・ネーム。本作は、グローブシュニット在籍中の79年にドイツのブレインからリリースされたソロ名義サード・アルバムで、メンバーは、ドラム、キーボード、ギター、エレクトロニクス等をマルチに熟すエロックを軸に、曲によってグローブシュニットのステファン・ダニエラク(ヴィルドシュヴァイン)、ゲルド・オットー・キューン(ルーポ)、フォルカー・カーズ(ミスト)、ヴォルフガング・イェーガー(ポーポ)、ベルンハルト・ウルマン(バエル)の他、エッド・フーバー、カルロス・ボティッチ、カーシ・クラッセン等々が適時参加。書き下ろし曲の他、69～78年のグローブシュニットのデモ、別ヴァージョンや、グローブシュニットも含むライヴ音源も収録されていて、ある意味寄せ集め感はあるものの、全体としてはグローブシュニット的メロディアスさで括られたわりと統一感のある内容。「ロックポメルズ・ランド」の別ヴァージョン(2曲目)も含め、プログレ色とサイケ色が良いバランスで交叉していて、けっこう面白くて楽しめる好盤と思う。
輸入盤／デッドストック入荷
(Progressive/Symphonic,Psyche / Digi-Pack CD(2005 Re-master) / Revisited/SPV/German)
Eroc(aka.Joachim Ehrig)(ds,acdn,org,el-p,12-g,ac-g,syn,kurbophon,per,effects)
Wildschwein(g,vo)
Lupo(g,vo)
Mist(org,el-p,kbd)
Popo(b,vo)
Baer(b,vo)
Edd Huber(b,vo)
Carlos Bottich(g)
Kasi Klassen(vo,b,hmca)
Pauline(voice)
Peter Falke(voice)
Anja Bitzhenner(vo)
Bubi Honig(g)
Clitko(wah-g)
Lars Larsson(b)
Jan Kolpin(ds,per)
Produced by Eroc
収録曲目
01.Ride Up(Wutpickel)
02.Tontillon
03.Fito Linte
04.Wolkenreise
05.Solar Plexus
06.Euer Lied (edited version)
07.Falke Whips It Out
08.About My Town
09.Sunny Sundays Sunset (complete version)
10.He's Around Here
11.Crew Blues Session
bonus tack:
12.Feuerwolken (Remixed by Eroc)
13.Journey Of The Clouds (Remixed by Ginkgo Garden)
14.Wolkentraume (Remixed by Yomano)
15.Signs In The Sky (Remixed by Bubi Honig)
16.Chilly Clouds (Remixed by Charly McLion)
17.Bad Girl (Remixed by Mario Gericke)
