ドイツのレパートリーから、08年新規リマスター&ペーパースリーヴでのリシュー。見開き紙ジャケ仕様で、インサート付。音質はクリアかつ迫力もあって非常によい。パトリック・キャンベル・リオンズは、アイルランドのウォーターフォード州リズモア出身のシンガー・ソング・ライター(SSW)、作曲家、プロデューサーで、ニルヴァーナはキャンベル・リオンズがヴァーティゴ・レーベル等々の契約プロデューサーだった時期の音楽活動でのユニット名。勿論、カート・コバーンのグランジ系ニルヴァナとは別バンド。本作は、71年にUKヴァーティゴからリリースされたニルヴァーナ名義フォース・アルバムで、邦題は確か「局部麻酔」。全てのボーカルと楽器、作詞・作曲、プロデュースをキャンベル・リオンズが1人で担当していて、基本的にはアシッド・フォークまたはサイケ系アート・ロックと呼べるサウンドを展開。ヴァーティゴ&キーフということで、コレクターに人気の著名プレミアム・アイテムの1枚だが、この素敵なスリーヴに惹かれ、大枚をはたいてオリジナルLPを入手してみたけれども、内容にスカされたという人もいるかも知れない。この冗長なドローン的垂れ流し感満点サウンドは、お世辞にも褒めることが出来ない退屈なものでもあるが、雰囲気だけは悪くない。CDなら普通の価格なので、捨て難いキーフのスリーヴをメインディッシュに、当時の空気感を楽しむのも一興かも知れず、また、ローファイ系の先駆け方面として、怖いもの聴きたさでチェックしてみるのもありかも知れない。
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輸入盤/3000枚限定プレス/デッドストック入荷
(Psyche/Progressive,Acid Folk,SSW / Paper-Sleeve CD(2008 Re-master) / Repertoire/German)
Patrick Campbell-Lyons(vo,all instruments)
Produced by Patrick Campbell-Lyons
収録曲目
1.Modus Operandi (Method Of Work)
2.Home :
a.Salution
b.Construction
c.Destruction
d.Reconstruction
e.Fanfare