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UKのミスター・ボンゴから、3面開きデジパックでのリシュー。18年再プレス盤、オビ付。ルーラ・コルテスはペルナンブーコ州レシフェ出身のシンガー・ソング・ライター(SSW)、マルチ奏者、詩人、画家、ゼ・ラマーリョはパライバ州ブレホ・ド・クルス出身のシンガー・ソング・ライター(SSW)、作曲家、作家で、ともにブラジル北東部ではよく知られるビッグ・ネーム。本作は、75年にブラジルのソラルからリリースされたデュオ名義唯一のアルバムで、オリジナルLPは南米ロック＆サイケ系の著名コレクターズ・アイテム。メンバーは、ボーカル、ギター、ベース、シタール、ウクレレ、ピアノ、パーカス、エレクトロニクス等々のコルテスとラマーリョを軸に、フルート、サックス、ビリンバウ、ブラジリアン・パーカス、ドラム、ギター、オルガン、声、バック・ボーカル、ブラジリアン＆フォルクローレ民族楽器奏者等が曲によって適時参加、エリオ・リカルドとカティア・メセルの共同プロデュース。例えば、アモン・デュールや初期アモン・デュールII的カオティック感のサイケを、日本でいうノルジスチを基調に展開した感じのサウンドで、全編に渡ってノルジスチのブラジル色とサイケなアングラ色が交叉。南国的で涼やかなサンバやボサノヴァとは違って、ノルジスチの特徴的なサウダージはこの線のサイケ感と相性がよく、ノイジーなファズ・ギター、ブイブイのベース、美しい12弦ギター、ノリのよいパーカス群などなどが、結果としてドローン感に収束するインプロ的演奏は素直にカッコいい。プレミアム云々を抜きにしても、南米サイケ系の好盤と思う。
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輸入盤
(Psyche/Nordeste,Progressive,Experimental / Digi-Pack CD(2018) / Mr Bongo/UK)
Lula Cortes(vo,el-g,12-g,b,tricordio,sitar,harp,per,wind,effects)
Ze Ramalho(vo,el-g,12-g,10-g,b,ukle,p,per,effects)
Don Tronxo(el-g)
Ivinho(ac-g)
Geraldinho(ac-g,vo,voice)
Toni Torres(p,ac-g)
Huguinho Filho(org)
Jonathas(fl)
Ronaldo(fl)
Ze Da Flauta(sax)
Dike(sax)
Paulo Raphael(b)
Carmelo Guedes(ds)
Jarbas Selenita(berimbau)
Fernando Lira(aves do ceu)
Agricio Noya(per)
Israel Semente Proibida(per,vo)
Marconi Notaro(per,vo)
Jorge(congas)
Marcelo(congas,vo)
Alceu Valenca(pente,voice)
Ze de Torubamba(voice,elflu)
Katia Mesel(vo,voice)
Inacia(voice)
Fred(vo)
Lailson(vo)
Preto(vo)
Produced by Helio Ricardo, Katia Mesel
収録曲目
Terra:
01.Trilha De Sume
02.Culto A Terra
03.Bailado Das Muscarias
Ar:
04.Harpa Dos Ares
05.Nao Existe Molhado Igual Ao Pranto
06.Omm
Fogo:
07.Raga Dos Raios
08.Nas Paredes Da Pedra Encantada
09.Maracas De Fogo
Agua:
10.Louvacao A Iemanja
11.Regato Da Montanha
12.Beira Mar
13.Pedra Templo Animal
14.Trilha De Sume
