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STERNENMADCHEN/Gilles Zeitschiff 2 (1974/Unreleased) (シュテルネンマドヒェン/German,Italy)

ドイツ/EUのディー・コスミッシェ・クリエレから、23年リマスター&見開きデジスリーヴでのリリース。コズミック・ジョーカーズは、ロルフ・ウルリッヒ・カイザーが72年に設立した、コスミッシェ・ムジーク・レーベル所属のミュージシャン達によるセッション・ユニットで、アシュ・ラ・テンペルとワレンシュタインのメンバー達が核となって5枚のアルバムをリリースした。本作は、74年のフォース「ジル・ツァイトシッフ」の続編として制作されたが、当時リリースされることなくオクラ入になったとされる未発表音源で、クレジット・メンバーは、ロベルト・カッチャパーリア、ディーター・ディルクス、ユルゲン・ドラーゼ、ハラルド・グロスコフ、ミトス、ジル・レットマン、プロデュースはディルクス。アーティスト名のシュテルネンマドヒェン(スターメイデン)は、カイザーの彼女だったジルの通称で、「ジル・ツァイトシッフ(ジルの時間船)」はコスミッシェ・レーベルの既発音源にジルとカイザーの語りをコラージュした変則レーベル・サンプラー的内容だったが、本作ではカッチャパーリア、ディルクス、ドラーゼが作曲した曲に沿って、ジルが自分で考えた語りを入れている。概ね、多少のミニマル&ドローン色を内包したエレクトロニクス・プログレ方面で、スペーシーなシンセ&ノイズ・フラグメントを軸としたサウンドは、コズミック・ジョーカーズの他の作品や、本作にも演奏で参加しているミトスの諸作に近からず遠からずというか、基本的には同系統という印象。ただ、カッチャパーリアらしいクラシカルなメロディやミニマル&アンビエント感が、少しだけ趣を異にする味わいを出していて、その辺りがけっこう面白かったりする。少なくとも「ジル・ツァイトシッフ」よりは全然楽しめるというか、この線としては悪くない1枚と思う。

輸入盤
(Psyche/Progressive,Electronics / Digi-Sleeve CD(2023) / Die Kosmischen Kuriere/German,EU)

STERNENMADCHEN/Gilles Zeitschiff 2 (1974/Unreleased) (シュテルネンマドヒェン/German,Italy)

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2,280円 (税込)

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STERNENMADCHEN/Gilles Zeitschiff 2 (1974/Unreleased) (シュテルネンマドヒェン/German,Italy)

Roberto Cacciapaglia
Dieter Dierks
Jurgen Dollase
Harald Grosskopf
Mythos
Sternenmadchen(aka.Gille Lettman)

Produced by Dieter Dierks


収録曲目
1.Overture
2.Tutenchanamun
3.Leonardo
4.Cagliostro
5.Beethoven
6.Tarot
7.Psi

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