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BOB DRAKE/Legendary Lore Of The Holy Wells Of England (2022) (ボブ・ドレイク/USA)

UKのReRメガコープから、デジパックでのリリース。ボブ・ドレイクはオハイオ州クリーヴランド出身のシンガー・ソング・ライター兼マルチ奏者で、80年代前半からシンキング・プラグ、5UU'S、クリス・カトラーとのザ・サイエンス・グループやヴリル、スザンヌ・ルイスとのヘイルやヴィーナス・ハンドカフス等々のグループ、ユニットの他、現在はソロやReRのリマスタリング・エンジニアとしても活動する、北米RIO系のビッグ・ネームの1人。本作は、22年にリリースされた(只今のところ)ソロ名義新作で、19世紀イギリスの著述家ロバート・チャールズ・ホープが採取した伝承や昔話をまとめた著作、「イングランドの聖なる井戸の伝説的な伝承」をモチーフとしたアルバム。メンバーは、ボーカル、オルガン、ピアノのドレイク1人で、南フランスのミルポワにある聖モーリス大聖堂に機材を持ち込んでレコーディングしていて、前述のホープの著作モチーフの詩を、オルガンとピアノをバックに適時ハーモニー・コーラスを交えて歌うシンプルなアンサンブルで展開。そのシンプルさ故か、残響&共鳴の大聖堂的音響効果が存分に顕われていて、ピアノとオルガンの武満徹調の静謐なサウンドスケープが、ともかくも流していて非常に心地好い。例えば、ロバート・ワイアットの「ロック・ボトム」やスラップ・ハッピーの諸作に通じる感じの、ダークな浮遊感を内包した宙吊り辺りストレンジ感十分の楽曲とメロディも素敵で、現代音楽調の音響系作品としても成立している印象。広く一般にウケるタイプではないかも知れないが、ストレンジかつ異端的ドローン・アンビエント系として、シリアスな透徹感満点の好盤と思う。チェコ・プレス盤

輸入盤
(Psyche/Ambient,Experimental,Strange / Digi-Pack CD(2022) / ReR Megacorp/UK,Czech)

BOB DRAKE/Legendary Lore Of The Holy Wells Of England (2022) (ボブ・ドレイク/USA)

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2,480円 (税込)

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BOB DRAKE/Legendary Lore Of The Holy Wells Of England (2022) (ボブ・ドレイク/USA)

Bob Drake(vo,org,p)

All Lyrics Adapted From Robert Charles Hope

Produced by Unknown


収録曲目
01.The Legendary Lore Of The Holy Wells Of England
02.Alton - The Holybourne
03.Holywell
04.Elmer's, Saint Clement's, And Harold's Wells
05.Blow Wells And Jackson's Green
06.Alford, Tommy Tack, And The Bishop's Wells
07.The Alum Well
08.Carlisle Cathedral And Castle Sowberry
09.Dupath And Saint Euny's Wells
10.Ricot Park
11.Two Saint Cuthberts
12.Robin Hood's Well
13.Watton Abbey And The Lady Well

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