USAのカルペ・ソナム・レコードからのリリース。150枚限定プレス。ヴィヴェックは、シチリア島出身でロサンジェルス/セドナを拠点とするエレクトロニクス奏者マッシモ・ヴィヴォナ(ex.キセノン,ガンマ,etc)と、フランクフルト出身&拠点のエレクトロニクス奏者クリスティアン・シェクのデュオ・ユニットで、ヴィヴォナはヘッドゾーンやグラウンド・グルーヴ・レーベルの設立者としても知られているかも知れない。本作は、26年にリリースされたおそらくファースト・アルバムで、メンバーは、ヴィヴォナとシェクの2人、プロデュースも2人の共同。概ね、かなりヴァージン期のタンジェリン・ドリーム近似というか、一部クラウス・シュルツェ的な要素も織り込んだ、わりとど真ん中のベルリン・スクール調サウンドを展開。特に、プログレ調シーケンサーの使い方がタンジェリン的で、スペイシー&装飾的なノイズ・フラグメントや音色もタンジェリンとシュルツェを彷彿させられるが、全体としては模倣の域を超えてしっかりとした個性が存立している印象。コズミック路線の1-4曲目はわりと素直にカッコよく、スピリチュアル路線の5曲は涼やかな瞑想感十分で、曲によって入るインディックなパターンのリズムのハマりも面白い。エレクトロニクス・プログレ系としてもアンビエント系としても、上等なサウンドスケープを堪能出来る好盤と思う。余談だが、一部巷にある『インドのマハラシュトラ州プネーを拠点とする孤高の電子音楽家』という紹介は、ちょっとよくわからない。
輸入盤/限定150枚プレス盤
(Psyche/Electronics,Ambient,Progressive / Jewel-case CD(2026) / Carpe Sonum Records/USA)

Massimo Vivona
Krystian Shek
Produced by Massimo Vivona & Krystian Shek
収録曲目
1.Cosmos Art
2.Impressive Rhythm
3.Chords Of Forgiveness
4.Heavenly Sweetness
5.Reflect



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