イタリアのライト・イヤーズから、3面開きデジパックでのリリース。カテリナ・バルビエリはボローニャ出身のイタリア人シンセ&エレクトロニクス奏者で、ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ音楽院で電子音響作曲を、ボローニャ大学で民族音楽学を学び、14年からミラノを拠点に活動を開始した。ソロの他、モルビダやプンクトゥム等のユニット、カリ・マローン等との共演などでも知られる。ベンディク・ギスケはオスロ出身のノルウェー人サックス奏者&パフォーマーで、デンマークのコペンハーゲン音楽院で管楽器&作曲を学んだ後、ベルリンを拠点に活動を開始した。サックスの周りに多数のコンタクトマイクを設置して、キーパッドを叩く音や呼吸音も増幅させエフェクトを通した、人力テクノ調のパフォーマンス・スタイルで知られる。本作は、26年にリリースされたバルビエリとギスケのデュオ名義4曲入EPCD(33分強)で、メンバーは、シンセ&エレクトロニクスのバルビエリ、サックス&エレクトロニクスのギスケの2人、プロデュースも2人の共同。モジュラー・シンセを主軸としたミニマル色内包のエレクトロニクス空間に、ブルージーなサックスが呼応する、ちょっと独特のグルーヴ感を放つテクノ調サウンドを展開。サックスとエスニックなリズムの肉感的な動のニュアンスが、瞑想的でアンビエントな静のニュアンスに収束していて、全体にクールでスタイリッシュながら、結果として内省的情感ドローン方面の味わいを生んでいる印象。素直にカッコよく、また流していて心地好い好盤と思う。
輸入盤
(Psyche/Electronics,Minimal,Ambient,Techno / Digi-Pack CD(2026) / Light-Years/Italy)

Caterina Barbieri(syn,electronics)
Bendik Giske(sax,electronics)
Produced by Caterina Barbieri & Bendik Giske
収録曲目
1.Intuition, Nimbus
2.Alignment, Orbits
3.Impatience, Magma
4.Persistence, Buds



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