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ドイツ/EUのビュロー・Bから、デジパックでのリリース。本作は、世界的なレコード・コレクターで、キュレーターやクリエイティヴ・ディレクターとしても活動するチャールズ・バルスが監修したオムニバス・アルバム。今回、デジタル・エキゾチシズム、メロウ・フュージョン、ニューエイジ・グルーヴ、ライブラリー・エレクトロニクス、スムース・ジャズなどのキーワードで、83〜00年の13曲がセレクトされている。内容は、イタリアの作曲家＆エレクトロニクス奏者のルイジ・チェッカレッリ(ex.イ・ヴァルカノ,etc)、正体不明の銀色の波、見岳章(ex.一風堂,etc)、土屋昌巳(ex.一風堂,美乃家セントラル・ステイション,ジャパン,etc)、旧ユーゴスラヴィア(おそらくクロアチア)？のインディヴィデュアル・センシティヴィティ、アメリカのジャズ／ワールドミュージック系パーカッショニスト＆作曲家のスティヴ・シェハン、フランスのパレアリック／エスノ・プログレ系バンドのプライヴェート・ジョーク、イタリアのワールドミュージック系ギタリスト＆作曲家のアドリアーノ・マリア・ヴィタリ、アメリカのサックス奏者＆作曲家のギル・メレ、イタリアのレコーディング・ユニットのグルッポ・サウンド、アメリカのタンジェリン・ドリーム・タイプのバンド、フェリス・ホイールなどなど。それなりに幅を持たせたセレクトのようだが、おそらく軸となるキーワードはデジタル・エキゾチシズム＆アンビエントという印象で、何らかの形でエレクトロニクスが絡んだ、プログレやニューエイジ周辺のマージナルな曲が並んでいる。ある意味マニア向けかも知れないが、けっこう面白くて楽しめる好セレクト盤と思う。
輸入盤
(Psyche/Ambient,Electronics,New Age,Progressive/ Digi-Pack CD(2025) / Bureau B/German,EU)
収録曲目
01.Luigi Ceccarelli/Vientiane
02.銀色の波/Whispers Of Chikurin
03.Akira Mitake(見岳章)/Yasha
04.Akira Mitake(見岳章)/Modernism
05.Individual Sensitivity/Greece Ambientale
06.Steve Shehan/Evening In The Sahara
07.Private Joke/Peaceful Traffic
08.Adriano Maria Vitali/Velvet Blue Circles
09.Masami Tsuchiya(土屋昌巳)/Nevermind
10.Akira Mitake(見岳章)/Spectrum
11.Gil Melle/Mindscape
12.Gruppo Sound/African Interlude II
13.Ferris Wheel/Shipping Out
