ロシアのミルミア・ミュージックから、限定ペーパースリーヴでのリシュー。コート紙紙ジャケ仕様。テリー・ライリーはカリフォルニア州コルファックス出身の作曲家兼鍵盤&管楽器奏者で、パンディット・プラン・ナートとラモンテ・ヤングに影響を受けた、サイケ色の強いサウンドで知られる。スティーヴ・ライヒやフィリップ・グラス等と共に、コンテンポラリー・ミニマル・ミュージックを代表するビッグ・ネームの1人。ロベルト・カッチャパーリアは、ミラノ出身のピアニスト兼コンポーザーで、ミニマル・ミュージックや前衛音楽、電子音楽畑を中心に75年頃から活動を開始、80年以降はTV音楽やCM、オペラ方面等も幅広く手掛けている。本作は、88年7月9日にフェラーラのルドヴィコ・イル・モロ宮殿で行われたアレルフォルム・フェスティヴァルでのライヴ音源を収録した2枚組で、初出発掘ライヴ盤。メンバーは、ピアノのライリーとキーボードのカッチャパーリアを軸に、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、オーボエ、クラリネット、バスーン、サックス、トランペット、フレンチ・ホルン、トロンボーン、パーカス、キーボード、パーカス等16人のカッチャパーリア・アンサンブルによる演奏。曲自体はライリーの代表作としてお馴染みだが、本作では5台の鍵盤と2人のパーカスが前面に出ていて、わりとリズムが効いているというかノリがよく、スタイリッシュな弦・管楽器隊との見事なマッチングは素直にカッコいい。全体にエレガントで引き締まっていて、ロックの耳にも心地好い濃密な好盤と思う。
只今在庫切れとなってしまいました。ご予約オーダー・お問い合わせ等は、問い合わせフォームからお受けいたします。入荷見込み・時期など現在の状況を改めてお知らせいたします。
輸入盤/限定プレス
(Psyche/Minimal,Electronics,Drone / Paper-Sleeve CD(2015) / Mirumir/Russia)
Terry Riley(p)
Roberto Cacciapaglia(kbd)
Marino Formenti(kbd)
Claudio Gevi(kbd)
Roberto Ricci(kbd)
Merilena Runza(vln)
Maria Gabriella Marchi(vla)
Robert Brown(vela)
Guiseppina Runza(cello)
Daniele Scanziani(oboe)
Roberto Paci(clnt)
Annamaria Barbaglia(bson)
Riccardo Luppi(sax)
Martin Mayes(fr-hrn)
Francesco Grigolo(tp)
Luca Bonvini(tb)
Valentino Marre(per)
Guido Querci(per)
Produced by Unknown
収録曲目
"In C":
1.part1
2.part2
3.part3
4.part4