USAのドラァグ・シティから、限定ペーパースリーヴでのリシュー。見開き紙ジャケ仕様、25年新規リマスター&2025年CDエディション。ラファエル・トラルはリスボン出身の実験音楽家&ギタリストで、ソロの他、キース・ロウ、ジャスティン・ベネット等とのミメオ、ジュアン・パウロ・フェリシアーノとのノー・ノイズ・リダクション、ヌーノ・トーレス等とのスペース・クァルテット等々のユニット活動でも知られているかも知れない。本作は、95年にポルトガルのマネーランド・レコードからリリースされたソロ名義セカンド・アルバムで、2025年CDエディションとなってはいるが、リマスター以外はマネーランド盤CD、98年USAデクスターズ・シガー盤CD、18年ドラァグ・シティ盤LPと同内容。メンバーは、ギター&エレクトロニクス他を駆使するトラル1人によるパフォーマンスで、プロデュースもトラル。基本的には、前作同様のギター・ドローン・アンビエント方面変わらずだが、ロングトーンの共鳴音やフィードバック音に、若干のノイズ・フラグメントや歪みを織り込むことにより、ポスト・ロック調の硬質さが顕れている印象で、その辺りが巷で『アルヴィン・ルシェ・ミーツ・マイ・ブラッディ・バレンタイン』とも評される要因の1つなのかも知れない。どこか遠くで鳴ってる感、淡くアンバーな情感、ゆったりとした揺らぎとうねり感はそれなりに担保されていて、結局のところ正しくサイケで優れて瞑想的なサウンドスケープの好盤と思う。
輸入盤
(Psyche/Drone,Ambient,Electronics / Paper-Sleeve CD(2025 Re-master) / Drag City/USA)

Rafael Toral(el-g,etc)
Produced by Rafael Toral
収録曲目
1.Wave Field 5 (1994)
2.Wave Field 6 (1995)
3.WF Radio Edit (1995)



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