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ROBERT HAIGH/Black Sarabande (2020/10th) (ロバート・ヘイ/UK)

UKのアンシーン・ワールズから、ペーパースリーヴでのリリース。紙ジャケ仕様。ロバート・ヘイ(ロブ・ヘイ)はサウス・ヨークシャー州バーンズリー出身のピアニスト&エレクトロニクス奏者&実験音楽家で、80年にトレヴァー・レイディ(ex.モノクローム・セット)とのトゥルース・クラブ/フォートで活動を開始後、セマ、ナース・ウィズ・ワウンド、オムニ・トリオ等々を経て、現在もソロで活動している。本作は、20年にリリースされたソロ名義テンス・アルバムで、ピアノ、プリペアド・ピアノ、シンセ、エレクトロニクス等による、ヘイ1人の多重レコーディング作品。マスタリングはデニス・ブラッカム(aka.ビルボ,etc)。17年「クリーチャーズ・オブ・ザ・ディープ」に続く『ピアノ・アルバム3部作』の第2編で、前作「クリーチャーズ~」からのイーノ&ハロルド・バッド「ザ・プラトウ・オブ・ミラー/鏡面界」的ピアノ・アンビエント感を十二分に担保しつつ、よりエリック・サティ感が強く顕われている印象。つまりは、サティ調のミニマリスティックなピアノ楽曲をイーノ調サウンドスケープで展開した感じで、次作「ヒューマン・リメインズ」でさらに加味されるローデリウス的なニュアンスのモアレ・エレクトロニクスも、まだそれ程ではないが若干のアクセントを添えている。澄んだ水の中的な味わいの静謐な透明感と浮遊感、淡々と涼やかで落ち着いた情感は、ともかくもエレガントで流していて非常に心地好く、時間の流れと空気の色が変わること請け合い。音響的にも美しい、わりと文句なしのピアノ・アンビエント系好盤と思う。アルバムのタイトルからしても、狙って『サティ調だよ』ということなのかも知れない。

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輸入盤
(Psyche/Ambient,Meditation,Electronics / Paper-Sleeve CD(2020) / Unseen Worlds/UK)

ROBERT HAIGH/Black Sarabande (2020/10th) (ロバート・ヘイ/UK)

価格:

2,280円 (税込)

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ROBERT HAIGH/Black Sarabande (2020/10th) (ロバート・ヘイ/UK)

Robert Haigh(p,syn,electronics,etc)

Mastered by Denis Blackham

Produced by Robert Haigh


収録曲目
01.Black Sarabande
02.Stranger On The Lake
03.Wire Horses
04.Air Madeleine
05.Ghosts Of Blacker Dyke
06.Lady Lazarus
07.Arc Of Crows
08.Progressive Music
09.The Secret Life Of Air
10.Painted Serpent
11.Broken Symmetry

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