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MIDORI TAKADA/Cutting Branches For A Temporary Shelter (2022/3rd) (高田みどり/Japan)

スイスのWRWTFWW(ウィー・リリース・ホワットエヴァー・ザ・ファック・ウィー・ウオント)レコードから、デジパックでのリリース。ミドリ・タカダ(高田みどり)は東京都出身の打楽器奏者/パーカッショニストで、78年にベルリン・フィルハーモニーの一員としてデビュー後、ソロやムクワジュ・アンサンブル、 シュトゥットガルト室内管弦楽団等々、現在も幅広く活動を続けている。本作は、22年にリリースされたソロ名義サード・アルバムで、オビ付。ムビラ(ジンバブエのショナ族の伝統的なカリンバ)を軸に、ジュネーブのMEGミュージアム(民族学博物館)所蔵楽器群を使って、ショナ族の伝統民族音楽「Nhemamusasa」をライヴ・セッティングでレコーディングしたとあるが、ムビラ以外のパーカスや金物/チャイムス系の音も明らかに聴こえていて、高田1人の演奏かどうかは判らない。ムビラの音色は木琴/シロフォンに近く、おどろおどろしい金物系の導入部から、ムビラによる少しコミカルさも内包した軽やかで優しいテーマへと移る「朝」、ジャングルの動物達が蠢くようなパーカスの導入部から、再び同じテーマへと移行していく「夜」、どちらも概ねアンビエント・ミニマル系の範疇のサウンド。全体に原初的なスピリチュアル感十分で、一貫して民族音楽の現代音楽的展開を試みてきた高田の音楽にとっては、それはデフォルトの軸なのかも知れない。直訳すると「仮設住宅のための枝切り(朝&夜)」という曲名、『ムビラ/環境に配慮した/アンビエント/パーカッション』というオビ裏の文言、『本作の予算の一部は、ジンバブエの若い音楽家のために寄付される』というインフォメーションなどからも、根底に流れる高田の意志のような物が汲み取れる気がする。どこか懐かしく淡い情感が心地好い好盤と思う。

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輸入盤
(Psyche/Minimal,Contemporary,African Trad / Digi-Pack CD(2022) / We Release Whatever The Fuck We Want Records/Switz)

MIDORI TAKADA/Cutting Branches For A Temporary Shelter (2022/3rd) (高田みどり/Japan)

価格:

2,780円 (税込)

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MIDORI TAKADA/Cutting Branches For A Temporary Shelter (2022/3rd) (高田みどり/Japan)

Midori Takada(mbira,per)

Produced by Unknown


収録曲目
1.Cutting Branches For A Temporary Shelter (In The Morning)
2.Cutting Branches For A Temporary Shelter (In The Night)

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