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JEANETTE SOLLEN/Ripe When Yields To Gentle Pressure (2018/1st) (ハネット・ソリアン/Sweden)

イタリアのダーク・コンパニオン/マ・ラ・ケシュ・レコードから、マット紙&ブック型デジスリーヴでのリリース。限定300枚プレス盤で、シリアル・ナンバー入。ハネット・ソリアンはスウェーデン出身の実験音楽家で、主にネットで作品を発表する、いわゆるサイトスペシフィック・パフォーマーとして活動していたらしいが、情報不足で詳細は判らない。本作は、18年にリリースされたファースト・アルバムで、ダーク・コンパニオン創設者兼プロデューサーのマックス・マルキーニが、ハネットの音楽を気に入ってオファーし、過去20年程のネット作品の中からマルキーニがセレクトしたマテリアルに、リマスタリングを施して制作したようだ。メンバーは、作曲、ボーカル、チター、ベル、パーカス等のハネットを軸に、曲によってレイ・アダムス、ジョニー・ワーテル、イサベル・スキアット、ヘッレ・メアク、ニコラ・バレエ等々が適時参加、エンジニアはミスコンダクトのフレードリク・オルソン等が担当、プロデュースはマルキーニ。『メレディス・モンク的ミニマリズム、ポストモダン的クラシック、ダルムシュタットスクール的現代音楽とプログレッシヴ・ロックの融合』とマルキーニがコメントしているが、例えば武満徹のような静謐さと透明感を基調に、ヨイクやホーミー、ヨーデル辺りの要素も織り交ぜながら、テリー・ライリー的サイケ感で括ったような、ちょっと独特のサウンドを展開。ミニマル、ノイズ、エレクトロニクス、宗教音楽&民族音楽的コーラスなどを、モザイクのように組み合わせた曲想はヴァリエーションがあるが、曲調は概ねダークで美しく、1本芯の通った感じの透徹感に満ちている印象。ともかくも非常に面白くて聴き応え十分で、文句なしの好盤と思う。日本での知名度はほぼ皆無かも知れないが、本当に素晴らしい!。

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輸入盤/300枚限定プレス
(Psyche/Contemporary,Experimental,Minimal,Progressive / Digi-Sleeve CD(2018) / Dark Companion/Italy)

JEANETTE SOLLEN/Ripe When Yields To Gentle Pressure (2018/1st) (ハネット・ソリアン/Sweden)

価格:

2,980円 (税込)

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JEANETTE SOLLEN/Ripe When Yields To Gentle Pressure (2018/1st) (ハネット・ソリアン/Sweden)

Jeanette Sollen(vo,zither,bell,per)
Ray Adams(harp)
Jonny Wartel(sax,per)
Helle Morch(vo)
Isabel Sciutto(vo)
Nicolas Ballet(vo)
The Dot Choir(vo)
Annette Lindwall(choir)
Kajsa Astrom(choir)
Margareta Granvik(choir)
Therese Larsson(choir)
Dick Heijkenskold
Goran Kunstbergs
Lotte Nilsson
Ola Denward
Olle Skog
Peter Wildoer
Roine Sangenberg

Produced by Max Marchini


収録曲目
01.The Trip
02.Rock Song
03.Echo & Narcissus
04.Ripe When Yields To Gentle Pressure
05.Waterfalls
06.Split
07.Isabels Song
08.Gloria
09.Loreley
10.Utro

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