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ベルギーのレ・ディスク・デュ・クレスプキュールから、本作と同時期の音源2曲(07年LTM盤と同じ)をボーナスで加えての、19年新規リマスターでのリシュー。ギャヴィン・ブライアーズはヨークシャー州グール出身のコンポーザー兼コントラバス奏者で、60年代前半にデレク・ベイリーのインプロヴィゼイション・アンサンブル、ヨーゼフ・ホルブルックにベーシストとして参加。70年代以降は、ポーツマス・シンフォニア等の自身のアンサンブルを率い、現在も現代音楽畑で活動するビッグ・ネーム。本作は、81年にベルギーのレ・ディスク・デュ・クレスプキュールからリリースされたソロ名義セカンド・アルバムで、78～80年にかけて作曲されたマテリアルを収録。ピーター・グリナウェイ監督の「建築家の腹」のサントラ等で知られるヴィム・メルテンをプロデューサーに迎え、アンドリュー・ビルハム、ロナルド・レア、アンドリュー・レンショー、ナイジェル・シップウェイ、マリー・ウィルソン等々が曲によって適時参加。概ね、ピアノまたはピアノとヴィブラフォンによるミニマル・サウンドを展開していて、全体にゆったりと落ち着いたモノトーン調のアンビエント的空気感も放つ。微妙な不協和音も交えた、フレーズの美しさとメロディアスさと少しトゲのある実験色の同居具合は、例えばフリップ・グラス辺りにも近似する印象。サティ風の1曲目と、C#のゆるいトレモロが盛り上がって行く4曲目辺りは、優れて瞑想的で特に心地好く、ミニマル／アンビエント系の好盤と思う。EUプレス盤
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輸入盤
(Psyche/Minimal,Ambient / Jewel-case CD(2019 Re-master) / Les Disques Du Crepuscule/Belgium,EU)
Gavin Bryars
Andrew Bilham
Ronald Reah
Andrew Renshaw
Nigel Shipway
Dave Smith
Andrew Wilson-Dickson
Marie Wilson
Christopher Hobbs(bonus)
Dave Smith(bonus)
John White(bonus)
Produced by Wim Mertens
収録曲目
1.My First Homage
2.The English Mail-Coach
3.The Vespertine Park
4.Hi-Tremolo
bonus track:
5.Out Of Zaleski's Gazebo
6.Danse Dieppoise
