UKのタッチから、限定ペーパースリーヴでのリリース。紙ジャケ仕様。クレア・M・シンガーはスコットランド出身のオルガン&チェロ&エレクトロニクス奏者兼コンポーザーで、ソロ・アルバム制作の他にも、マイク・ハーディング等とのエターナル・コード、ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラの嘱託作曲、イズリントン・ユニオン・チャペルのオルガン音楽監督、映画サウンドトラックなどなど、幅広く活動している。本作は、17年にリリースされた1曲入EPCD(21分弱)で、メンバー・クレジットは、オルガン、チェロ、エレクトロニクスをマルチに熟すシンガー1人。アムステルダム旧教会の委託を受けて、ヤーコプ・レッケルケルカーがキュレートした「黙祷のためのコンサート」シリーズで、17年6月12日にトランセプト・オルガン(翼廊小オルガン)を使ってレコーディングされたとあるが、オルガンの他にチェロらしき音も聴こえていて、ライヴ音源なのかさらにオーバーダブしているのかは不明。概ね、オルガンの長尺ドローンに、若干変容も交えたチェロのドローンが、重なりながらジワジワと盛り上がっていく、わりとど真ん中のドローン・アンビエント・サウンド。「黙祷(for silence)」に相応しい、ある種の荘厳さを湛えたスピリチュアル感だが、押し付けがましい神々しさは感じられず、空間が滲むように拡がっていくようなサウンドスケープの立体感の中に、ひたすら埋没していく感覚は、ともかくも素直に心地好い。優れて瞑想的で時間の流れが変わる好盤と思う。美しい!。
輸入盤/デッドストック入荷
(Psyche/Drone,Electronics,Ambient,Progressive / Paper-Sleeve CD(2017) / Touch/UK)

Claire M Singer(org,cello,electronics)
Produced by Unknown
収録曲目
1.Fairge



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