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BALLAKE SISSOKO & LORENZO BIANCHI HOESCH/Radicants (2024) (バラケ・シソコ&ロレンツォ・ビアンキ・ホーシュ/Mali,France)

フランスのオーニソロジーから、デジパックでのリリース。バラケ・シソコはマリ共和国出身のコラ(西アフリカのリュート型撥弦楽器)奏者で、マリ国立インストゥルメンタル・アンサンブルの一員としてのキャリアを経て、88年からソロ活動を開始、アンゴニ&バラフォン奏者とのマンデ・タボロや、著名チェリストのヴァンサン・セガールとのユニットなど、フランスを拠点に幅広い共演活動も行っている。ロレンツォ・ビアンキ・ホーシュはおそらくパリを拠点とするエレクトロニクス奏者兼コンポーザーで、演劇やダンスのための舞台音楽、映像のサウンドトラックの作曲の他、インタラクティブなインスタレーション・ライヴなどでも活動しているようだ。本作は、24年にリリースされたシソコとビアンキ・ホーシュの連名名義ファースト・アルバムで、メンバーは、コラのシソコとエレクトロニクスのビアンキ・ホーシュのデュオを基本に、2曲でソプラノ・サックスのエミール・パリジャンがゲスト参加。アフロ・エスニック調と中世古楽色内包のクラシック調が交叉するメロディと、ミニマリスティックなアルペジオが重層的に繰り出されるコラが、そのコラに適時呼応しながらドローン感を構築するエレクトロニクス空間に鳴り響く、非常に静謐なアンビエント・サウンドを展開。サックスがゲスト参加する曲は、若干スピリチュアル・ジャズ方面の様相になるが、ミニマル&ドローン感は担保されていて、全体が淡い郷愁感に収束していくサウンドスケープは、ともかくも流していて心地好い。コラの乾いた音色と、エレクトロニクスの湿った質感が合わさって、なんとも絶妙な耳触りのよいアンバーな空気感を堪能出来る好盤と思う。素晴らしい!。

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輸入盤
(Psyche/Ambient,Drone,Minimal,Afro Ethnic / Digi-Pack CD(2024) / Ornithology/France)

BALLAKE SISSOKO & LORENZO BIANCHI HOESCH/Radicants (2024) (バラケ・シソコ&ロレンツォ・ビアンキ・ホーシュ/Mali,France)

価格:

2,880円 (税込)

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BALLAKE SISSOKO & LORENZO BIANCHI HOESCH/Radicants (2024) (バラケ・シソコ&ロレンツォ・ビアンキ・ホーシュ/Mali,France)

Ballake Sissoko(kora)
Lorenzo Bianchi Hoesch(electronics)
Emile Parisien(sax)

Produced by Unknown


収録曲目
1.Home
2.Theme
3.Sene (featuring Emilie Parisien)
4.Deba foli
5.Kanakasi
6.Berceuse
7.Keneya (featuring Emilie Parisien)
8.Anyway Happy

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