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UKのディスコ・ゲコウ・レコーディングスから、3面開きデジスリーヴでのリリース。アンドリュー・ヒースは、コッツウォルズを拠点とするイギリス人サウンドスケープ・アーティスト兼ピアニストで、ハンス・ヨアヒム・ローデリウスにインスパイアされて、95年頃にフェリックス・ジェイとアクウィアスを結成して活動を開始した。現在はソロの他、そのローデリウスや、アン・クリス・バッカー、トビー・マークス等との共演作品もリリースしている。本作は、20年にリリースされたソロ名義セクス・アルバムで、ヒース1人による多重レコーディングを基本に、曲によってビル・ハウゲゴがバス・クラリネット、マリア・スタドニカがヴォイスで適時ゲスト参加。概ね、従来の諸作を踏襲したドローン・アンビエント方面変わらずで、モアレ感満点のドローン・エレクトロニクス空間に、ピアノ、エレピ、フィールド・レコーディング＆ノイズ・フラグメントが、浮遊しながら突け込む静謐で美しいサウンド。全体にセンス十分というか無駄がないというか、ブライアン・イーノ、ハロルド・バッド、ローデリウス辺りのエッセンスがいい塩梅で交叉している印象で、ダーク感を内包する洗練されたサウンドスケープが、抑えの効いた淡い情感に収束する様は見事。ともかくも流していて心地好く、空気の色と時間の流れが変わるくぐもりアンビエント系の好盤と思う。素敵！。
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輸入盤
(Psyche/Ambient,Electronics,Drone / Digi-Sleeve CD(2020) / Disco Gecko/UK)
Andrew Heath(p,el-p,elctronics,g,field-recordings,treatment)
Bill Howgego(clnt)
Maria Stadnika(voice)
Produced by Andrew Heath
収録曲目
1.Observers And Airmen
2.Lost Writings
3.The Alchemist's Muse
4.Of Mill Leats And Water Meadows
5.A Good Service
6.Letting Go Of The Land
7.The Garden Reveals Itself (Night Mix)
8.There's A Ghost In My House
9.The Muse And Her Dreams
