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ドイツのGTRから、10年リマスター＆デジパックでのリシュー。多分初CD化。ライト・イヤーはサン・フランシスコ出身のグループで、本作は74年に自主制作盤としてリリースされた唯一のアルバムと思われる。メンバーは、シャロン・プッキ、ランディ・セルグレン、コーナリアス・ウィリアムズ、ジョン・ユウ、ダグ・ジョンソン、ザク・マクグレスの6人編成、プロデュースはシーン・マクグレス。時折スキャットも交えるハートーンの女性ボーカル、弾きまくり感があって達者なギター、端正なエレピとスペイシーなシンセ、ヤニック・トップ的なベース、手数が多いバカテク・ドラム、ザッパやゴングっぽいヴィブラフォンによる、炸裂しまくりのヘヴィ・シンフォニック・フュージョン・プログレを展開していて、バカテク振りとテンションの高さはちょっと圧巻。変拍子バリバリでノリのよい演奏と、畳み掛ける展開とフュージョン色のある楽曲はリターン・トゥ・フォーエヴァー(RTF)的で、そこにZAOのファースト的とも云える女性ボーカルや、濃密なヴィブラフォンを加えた感じ。演奏の上手さと疾走感、重厚なヘヴィネス、楽曲の洗練感は完全にA級というか、とても自主制作とは思えない高水準のサウンドで、1曲目からガツーンとくるブチカマシ方のハマりも十分。インパクトの強い重量感満点の演奏はともかくも素直にカッコよく、バカテク・ジャズ・ロック＆フュージョン愛好家も、ヘヴィ・シンフォニック愛好家も、まずもって楽しめるだろうかなりの掘出しモノ的好盤と思う。カッコよし！。
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輸入盤／デッドストック入荷
(Progressive/Jazz Rock,Heavy Symphonic,Fusion / Digi-Pack CD(2010 Re-master) / GTR/German)
Sharon Pucci(vo)
Randy Sellgren(g)
Cornelius Williams(el-p,p,org,syn)
John Yu(b)
Doug Johnson(vib,per)
Zak McGrath(ds)
Produced by Sean McGrath
収録曲目
1.Giant Babies
2.Zada
3.Buggy Cadavers
4.The Story Of Two Small Objects
5.The Nocturnal Avenger Of Human Potential
6.The World
7.Aura/Open Windows
