カナダのスペクタクルズ・ボンザイからのリリース。アンジーヌ・ド・ポワトリーヌはケベック州サグネ出身のデュオ・ユニットで、クン・ド・ポワトリーヌとクレック・ド・ポワトリーヌの2人で19年に活動を開始、たまたま同じ日の同じイベントに2回出演することになり、2回目の出演時に半分冗談で現在に繋がる変態コスプレ衣装を始めたという話だが、真偽の程は定かではない。本作は、24年にカナダのスペクタクルズ・ボンザイからリリースされたファースト・アルバムで、本盤はサード・プレス・エディションの26年EUプレス盤。メンバーは、前述のクンとクレックの2人で、ユニットとファビアン・ピーターソンの共同プロデュース。概ね、ギターとベースのミリマリスティックなリフ&フレーズを基調に、ソロやメロディを重ねながら盛り上がっていくスタイルのマス・ロック調インストで、1/4音が出せる微分音ギターを使った、アラビック色内包のリフ&フレーズ、メロディが、非常に独特のニュアンスを生む面白いサウンドを展開。ギターのどこか人を喰ったようなユーモラスさと、太い音でキープするベース、パーカッシヴで間が絶妙なドラムによるアンサンブルはさりげなく上等で、ともかくもノリがよくて素直にカッコいい。この正しくサイケな冗談さ加減は、例えばデイヴィッド・アレン在籍時のゴングやフランク・ザッパ辺りにも通底する印象で、プログレとしても十分に成立している好盤と思う。この人たちのパフォーマンスとしての面白さは、ライヴを観た方が伝わりやすいだろうが、アンサンブルや演奏の妙は、音源で聴いた方がより伝わってくるかも知れない。尚、クレジットにない小曲の7曲目は、CD盤のボーナス的トラックと思われる。
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輸入盤
(Progressive/Mass Rock,Post Rock,Psyche / Jewel-case CD(2026) / Spectacles Bonzai/Canada,EU)

Khn De Poitrine(g,b,voix)
Klek de Poitrine(ds,per)
Produced by Angine De Poitrine, Fabien Peterson
収録曲目
1.Sherpa
2.Tohogd
3.Tamebsz
4.Ababa Hotel
5.Sahardnieh
6.L'Aberek
7.Untitled



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