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UKのパーロフォンから、06年新規リマスターでのリシュー。デヴィッド・ギルモアはケンブリッジ出身のギタリストで、何よりピンク・フロイドでの活動で知られるビッグ・ネーム。本作は、84年にUKハーヴェストからリリースされたソロ名義セカンド・アルバムで、メンバーは、ギルモア、イアン・キューリー(ex.ストライダー,ライミー,etc)、ピーノ・パラディーノ(ex.ナイン・インチ・ネイルズ,PSP,etc)、ジェフ・ポーカロ(ex.トト,スティーリー・ダン,etc)の4人を軸に、曲によってスティーヴ・ウインウッド、ジョン・ロード、ボブ・エズリン、ロイ・ハーパー、レイ・クーパー、ザ・キック・ホーンズ等の他、マイケル・ケイメンのアレンジによるオーケストラが入る。エズリンとギルモアの共同プロデュース。基本的には、78年のファースト同様のブルース基調のゴッタ煮プログレ方面だが、ニュー・ウェーヴ色やレゲエ色も適時織り込んでいて、メインストリーム系ポップネスが上手くハマった聴きやすい仕上がり。サウンドの80年代感が懐かしくも心地好いが、古臭いという感じはなく、ギルモアはわりと気持ちよくギターを弾きまくっていて、楽曲のキャッチーさもしつこ過ぎずでいい塩梅のバランス。素直にカッコいい1,2,4曲目、ともかくも美しい余韻の10曲目などなど佳曲も多く、全体に濃密で聴き応え十分の好盤と思う。EUプレス盤
輸入盤／デッドストック入荷
(Progressive/Blues,Psyche,Pops / Jewel-case CD(2006 Re-master) / Parlophone/UK,EU)
David Gilmour(vo,g)
Ian Kewley(org,p)
Pino Palladino(b)
Jeff Porcaro(ds,per)
Louis Jardine(per)
Ray Cooper(per)
Bob Ezrin(kbd)
Steve Winwood(p,org)
Jon Lord(syn)
Anne Dudley(syn)
The Kick Horns(horns)
Steve Rance(fairlight programming)
The National Philharmonic Orchestra(orch)
Roy Harper(vo)
Mickey Feat(vo)
Vicki Brown(vo)
Sam Brown(vo)
Orchestra Arranged by Michael Kamen with Bob Ezrin
Produced by Bob Ezrin & David Gilmour
収録曲目
01.Until We Sleep
02.Murder
03.Love On The Air
04.Blue Light
05.Out Of The Blue
06.All Lovers Are Deranged
07.You Know I'm Right
08.Cruise
09.Let's Get Metaphysical
10.Near The End
