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(WOLFGANG DAUNERS) ET CETERA/Same(エト・セトラ/2CD) (1971/1st) (ヴォルフガング・ダウナーズ・エト・セトラ/German,USA)

国内のベル・アンティーク/マーキーから、ドイツのロング・ヘアーから、未発表音源4曲(ロング・ヘアー盤08年CD(3曲)と11年LP(1曲)と同じ)をボーナスを加えての、限定2枚組ペーパースリーヴでのリシュー。コーティング&見開き紙ジャケ仕様で、19年新規リマスター盤、音質はクリアで奥行きもあってよい。ヴォルフガング・ダウナーはシュトゥットガルト出身のキーボーティスト兼コンポーザーで、60年代前半からフリー・ジャズに軸足を置いたピアニストとして活動、エバーハルト・ウェーバーとのヴォルフガング・ダウナー・トリオで知られるビッグ・ネーム。60年代後半からは、エト・セトラ等を率いてサイケ、ジャズ・ロック方面でも多彩な活動を展開した。本作は、71年にドイツのグロ-バルからリリースされたエト・セトラのファースト・アルバムで、メンバーは、ダウナー、ウェーバー、ジジ(ジークフリート)・シュワブ、ローランド・ヴィティッヒの「オクメルズ」組に、フレッド・ブレースフルを加えたクィンテット編成、プロデュースはペーター・キルステン。のっけから変調されたシンセのリフで幕を開け、極めてクラウト・ロック的だが演奏性の高い、エレクトロニクス・ジャズとでも呼ぶべき独特のサウンドを展開。ダウナーのプレイは、例えば初期ウェザー・リポートでのジョー・ザビヌル辺りに近い印象で、シュワブはエンブリオと同じようなフニャフニャ炸裂エレキだけでなく、12弦ギターやシタール、リュート、プサルテリオン等々でラーガ調のオリエンタル&アラビックなサイケ色を演出していて、そこにウェバーの重厚で上手いベースとパーカッシヴなツイン・ドラム&パーカスが絡む。ダウナーのヘタウマ的管楽器もけっこうハマっていて、この変態的なヨレや正体不明のエスニック色は、タイプとしては初期エンブリオ方面だが、エンブリオよりは実験色が強く、クラウトなのにジャズの生真面目さも感じられる奇妙なサウンド。ボーナス群も含めともかくも非常に面白く、かなり変態で正しくサイケな好盤と思う。

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マーキー盤/国内プレス(Japanese-pressing CD)
(Psyche/Progressive,Jazz Rock,Electronics / Paper-Sleeve SHM-CD(2019 Re-master) / Belle Antique/Japan)

(WOLFGANG DAUNERS) ET CETERA/Same(エト・セトラ/2CD) (1971/1st) (ヴォルフガング・ダウナーズ・エト・セトラ/German,USA)

価格:

4,620円 (税込)

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(WOLFGANG DAUNERS) ET CETERA/Same(エト・セトラ/2CD) (1971/1st) (ヴォルフガング・ダウナーズ・エト・セトラ/German,USA)

Wolfgang Dauner(syn,p,clvnt,kbd,per,tp,fl,etc)
Sigi(Siegfried) Schwab(g,sitar,lute,psalter,per,etc)
Eberhard Weber(b,cello)
Fred Braceful(ds,per,vo)
Roland Wittich(ds,per)

Producerd by Peter Kirsten


収録曲目
(CD1):
1.Thursday Morning Sunrise/サースディ・モーニング・サンライズ
2.Lady Blue/レディ・ブルー
3.Mellodrama Nr.2A/メロドラマ・ナンバー 2A
4.Raga/ラーガ
5.Milkstreets/ミルクストリート

(CD2/bonus):
6.Behind The Stage/ビハインド・ザ・ステージ
7.Tau Ceti/くじら座タウ星
8.Kabul/カブール
4.An Open Can/オープン・キャン

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