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UKのエソテリック・レコーディングスから、77年7月の初出未発表BBCイン・コンサート音源7曲の他、79年のアルバム未収シングル、リミックス音源等計15曲をボーナスで加えての、15年新規24ビット・リマスター＆2枚組エクスパンデッド・エディションでのリシュー。クォンタム・ジャンプは、ルパート・ハインがレコーディング・プロジェクトとして73年に活動を始めたグループで、ハインがジョン・G・ペリー(ex.グリンゴ,キャラヴァン,カーブド・エア,etc)のソロ・アルバムをプロデュースしたことが契機となって2人が意気投合、75年に本格的にバンドとして始動したようだ。本作は、77年にUKエレクトリック・レコード・カンパニー／パイ・レコードからリリースされたセカンド・アルバムで、メンバーは、前作からのハイン、ペリー、トレヴァー・モライスのトリオ編成を基本に、曲によってジェフリー・リチャードソン(ex.キャラヴァン)、レイ・クーパー、ポール・キオ、エルキー・ブルックス、ヘンリー・ロウサー、ペンギン・カフェ・ストリング・アンサンブル等が適時ゲスト参加。概ね、16ビート基調のキャッチーなポップ・プログレ路線に変更はないが、ハインのキーボードとリチャードソンのヴィオラが雰囲気のよいくぐもった情感を放っていて、ペリーのメロディアスなベースも非常に心地好い。屈折ポップネスとプログレ的情感が独特のマッチングを見せるサウンドで、派手だった前作とはまた違った味わいの、ペリーのソロ辺りにも通じる魅力的な好盤と思う。ボーナス群も全体に面白いが、特にBBCライヴ7曲がとてもカッコよくて楽しめた。
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輸入盤
(Progressive/Pops,Funk,Blues / Jewel-case 2CD(2015 24bit Re-master) / Esoteric/UK)
Rupert Hine(vo,kbd)
John G.Perry(b,vo)
Trevor Morais(ds,per)
Geoffrey Richardson(g,vla,fl)
Paul Keogh(g)
Ray Cooper(per)
Henry Lowther(horn)
Jeff Daly(horn)
Elkie Brooks(vo)
The Penguin Cafe String Ensemble(strings)
Roye Albrighton(g)bonus
Strings Arranged by Simon Jeffes
Produced by Rupert Hine
収録曲目
(CD1):
01.Don't Look Now
02.The Seance(Too Spooky)
03.Barracuda
04.Starbright Park
05.Love Crossed(Like Vines in Our Eyes)
06.Blue Mountain(Aloha Green Sea)
07.Europe On A Dollar A Day
08.Neighbours(Limbo Cottage)
bonus track:
09.Summer In The City
10.Take Me To The Void Again (Work-In-Progress mix)
11.Don't Look Now (1979 remix)
12.Barracuda (1979 remix)
(CD2/bonus):
"BBC Radio One In Concert 16th July 1977":
01.No American Starship
02.Over Rio
03.Don't Look Now
04.Barracuda
05.The Seance(Too Spooky)
06.The Lone Ranger
07.Starbright Park
08.Don't Look Now (unreleased single)
09.Love Crossed(Like Vine In Our Eyes) (1979 single)
10.Blue Mountain(Aloha Green Sea) (1979 remix)
11.Neighbours(Limbo Cottage) (1979 remix)
